今日は5月29日、ソラマメがもうじき収穫となります。
肥料を使わないのに、こんな立派なソラマメができるのは垂直仕立て栽培のおかげで、道法さんに感謝しかありません。
しかし、これほど簡単でいいのか未だに信じられませんが、現実に大きな実が所狭しと生っています。
作っているのは、河内一寸蚕豆。
この豆はとても大きく、収穫したときの満足感も素晴らしい。
ソラマメは高級品なので、スーパーで買ったことはありませんし、ましてや作っている方からいただいたこともありません。
こんな貴重なものが今年も食べ放題です。(笑い)
ところで、なぜソラマメなのかを調べてみました。
私の予想は空に向かってなるからでしたが、種の袋には蚕豆と書いてあります。
蚕豆?
普通は「さんまめ」と読んでしまいますが、これでソラマメらしい。
ウイキペディアから
和名のソラマメの由来は、豆果(さや)が空に向かってつくため「空豆」[5][4]、またはサヤの中の見た目がカイコの繭に似ていることから「蚕豆」という字があてられた[5][4]など諸説ある。酒処では「天豆」と表示している場合も多い。
なるほど、蚕の繭に似ているから蚕豆。
でも、空に向かっても当たってましたね。
と言うことで、名前の由来を知っているだけで少し物知りになった気分ですが、今度は孫にも教えてあげようと思います。
日陰は出来が悪い
さて、前にも書きましたが、日当たりの良いところと悪いところに大きな差がでました。
当然ではありますが、日照が悪いところはやはりできが良くありません。
この場所は、蒔く時点では日陰ではありませんが、12月に入ると徐々に太陽が傾き前の家の2階の影が広がってきます。
このため、12月~翌年の2月ごろまで畝の南側が日陰になります。
下の写真は4月10日ごろのものですが、明らかに成長の度合いが違っています。
※冬の間は、赤い点線部分くらいまで日陰です。
このことは昨年から分かってはいたのですが、保温すれば何とか行けるだろうと思い、不織布をかけていました。
凍結して枯れることはありませんでしたが、やはり生育は良くありません。
下の写真をご覧ください。
日当たりの良い手前の株と、圧倒的な差があることが良く分かります。
また、写真は撮っていないのですが、アブラムシもかなりいました。
手前の元気のいい株にはアブラムシはほとんどいませんので、やはりエチレンの効果なのでしょう。
垂直仕立ての方法は、単に茎が倒れないように麻ひもで囲っているだけです。
これほど簡単にできる栽培法は他にはないと思います。
もちろん、自然農法で上手に栽培されているのは知ってはいますが、誰にでも簡単にできる技術ではありません。
その点、垂直仕立て栽培は大した知識も必要なくできてしまいます。
強いてあげれば、排水の良い畝を作るくらいでしょうか。
畝の変更
と言うことで、どんなに頑張っても冬の日陰になる場所は良くできないことがハッキリしました。
なので、次回は畝を南北から東西に変更します。
場所は、現在大根を作っている辺りにしたいと思います。
※左奥がソラマメ
ここなら間違いありません。
ちなみに、現在作っている大根も調子がいいんですね。
うまく行くことばかりではありませんが、野菜の垂直仕立て栽培は面白くてやめられません。