これまで作っていたカボチャの銘柄は分かりませんが、10年近く前に大日向マルシェで買ったものの種を採取して作っていました。

出来もすこぶるよく、3kg以上の大玉も普通にできていましたし、味もまずまずでした。

ただ、ここ2年ほど味が悪くなり、もう限界かなと思い今年は新しい種を購入して作っています。

品種は「東京芳香」。

袋には、耐病性強く、作りやすく多収。栄養価も高く食味最高とあります。

もちろん固定種。

そんなわけで期待は大きかったのですが、残念ながら現状はイマイチな感じとなっています。

自家採種の種との差に愕然

毎年この場所に作っていますが、これまで連作障害はありませんでした。

今年も長所はまずまずでしたが、この品種は収穫時期なのでもう葉が枯れだしています。

時期は少しずれますが、2021年7月9日の写真はこんな感じでした。

茎や葉の大きさ、勢いが全く違います。

倉庫の屋根に這わせたものの、途中で生長はストップでした。

あまり伸びなかったのは異常な暑さのせいも否定できませんが、葉も小さいですし、イマイチな感じが否めません。

2021年と比べてみても、歴然とした違いがあります。

この時は、最終的にさらに5m以上伸びていき柚子の木の枝に大きな実が何個もなっていたわけです。

ところが、今年は2本植えて大きなものはたったのこれだけ。

かなりガッカリです。

垂直仕立て栽培は肥料を使わないので、普通に考えれば当然かも知れませんが、そんなことはありません。

スイカでもトマトでもたくさん生るわけですから。

カボチャの根元をみると、やはり茎が細く、これではたくさん生らせるのには無理があります。

やはり、これは自家採種の種との差なのでしょうか。

野菜の種類によっても差はあるでしょうが、カボチャは極めて顕著ではと思いました。

まとめ

と言うことで、今年のカボチャはあまりうまくはできませんでした。

ただ、幸いにも1個だけまともなものができていますので、味が良ければ種取りをしていきたいと思っています。

見た目にも問題はなさそうですし、期待しましょう。