1週間くらい前でしたか、大阪万博の事業費が1兆円を超えると予想していましたが、あっという間に現実になりました。
しかし、いくらなんでも早過ぎませんかね。
近く政府が示すとしている2025年大阪・関西万博の費用の全体像が判明し、万博に直接関係するインフラ整備費は国費負担を含め計8390億円に上ることが分かった。これとは別に会場建設費など万博に「直接資する」国費負担は計1647億円となる。
直接的なインフラ整備費の内訳は、万博会場の最寄り駅となる「夢洲(ゆめしま)駅」までの大阪メトロ中央線延伸など「会場周辺の整備費」が810億円、会場となる人工島・夢洲と市街地を結ぶシャトルバスのルートとなる阪神高速「淀川左岸線」2期整備事業など「会場へのアクセス向上費用」が7580億円としている。
国費負担1647億円の内訳は、会場建設費783億円▽日本館関連360億円▽途上国支援240億円▽警備費199億円▽万博の機運醸成38億円▽誘致などの費用27億円――となる。さらに来年度以降、機運を高めるためのイベント費用なども加わる見通し。
出典:毎日新聞 2023/12/16
ことの発端は、当初事業費ここまで、なかなか詳しい情報が出てきませんでしたが、各方面から追及されてしぶしぶ出してきたわけです。
日本共産党の機関紙赤旗が詳しく伝えています。
私は知人から頼まれ、義理で日曜版をとっているのですが、最近はあまり読んでいませんでした。
しかし、さすがに今回は読みました。(笑)
しかしですね、事業費が3倍も凄いですが、大阪市民の負担が一人10万円って何ですか?
これ暴動が起きませんか。
本当の事業費は10兆円
不思議なのは、大阪万博の全体事業費が実際は10兆円であることはあまり報道されていません。
私も良く分かりませんでしたが、現在話題になっているのは直接の事業費です。
つまり、間接的に整備するものが他に9000億円もあるのです。
この話を抜きにしてどうするのでしょうか。
たった1割のことを大騒ぎするなんておかしくありませんか。