気温も上がり、定期的に雨も降るので草の勢いが増してきました。

土手のハナダイコンも盛りですが、なぜか昨年のような勢いはありません。

自然に生えているものなので、これも自然ということなのでしょうか。

さて、4月に入り菜園の野菜たちも元気に伸びてきています。

垂直仕立て栽培も3年目、さすがに慣れてきて次第にコツのようなものが分かりかけてきているような気がしています。

栽培法だけでなく、種まきの方法やタイミングなどもこれまでとは大きき変わりました。

簡単に言うと、すべて早くなってきています。

以前なら、越冬したものは別にして4月の当初はまだ種まきを始めたくらいでした。

今年はジャガイモや大根・ニンジンの発芽がもうそろっている状況です。

3月が温かったことで、早めに仕掛けた方が良いと判断したのが良かったように思います。

コマツナ

3月中旬に蒔きましたが、不織布をかけて保温していました。

こうすることで、発芽がそろうだけでなく、寒さにやられずに済んでいます。

ジャガイモ

作るのが簡単と言われるジャガイモですが、私はどうも気に入ったようにできていません。

その理由は芽だしにあったようで、今回はしっかり確認してから植え付けました。

そのせいかどうかわかりませんが、この時期にここまで成長しているで今年はうまくできるかも知れませんね。

春大根

これも種をまいてから、不織布で覆っておいたものです。

種の蒔き方は、等間隔に蒔いて、順次間引く方法を試しています。

ニンジン

芽がでれば成功とよく言われるニンジンですが、蒔き方に慣れたせいもありしっかり出ました。

ニンジンは消費量が多いので、なんとしても上手くならないといけません。

ニラ

種まきから3年目。収穫は2年目ですが、4月早々なのにもうこんなに大きくなっています。

一度食べてみましたが、今から食べられるのは何ともうれしい限りです。

ジャンボニンニク

採り忘れたものが芽を出し、大きくなってきたので垂直仕立てをしています。

昨年収穫したものは全部食べてしまったので、うまくいったらこれを種にして増やしたいと思います。

玉ねぎ

玉ねぎは一昨年に種をまいて栽培を始めましたが、結局小さい球しかできませんでした。

そのため、この小さい球を翌年の秋に再度植えてみたものの、やはり大きくなりません。

廃棄しようと思ったのですが、越冬させたらどうなのか、試しにこの場所に植え替えました。

まだ分かりませんが、かなり大きくなっているので、もしかすると・・・

ラディッシュ

こんな場所での野菜栽培は無謀であることは承知の上ですが、垂直仕立て栽培なら何とかなるのか。

そんな淡い期待でやっています。

サヤエンドウ

土手に蒔いたサヤエンドウが順調です。

昨年のオクラの残骸を支柱として利用していますが、けっこう丈夫なのでネットを張るのに便利でした。

まとめ

垂直仕立て栽培3年目、慣れたのは当然ですが、何といってもその出来の良さに驚いています。

もちろん、全てうまくいっているわけではありませんが、失敗してもお金がかかっていないので気は楽です。

これまでに、支柱はたくさん購入しましたが、今年はもう必要ありません。

少なくとも10年は使えますから、今年からは種代と麻ひもくらいしか買わないで済むはずです。

肥料は使わない。

当然、農薬などもってのほか

基本的に不耕起

垂直に仕立てるだけ

この方法なら種と土地があれば作物が作れるということになり、最近騒がれている、食糧危機などあり得ないということになります。

特に、タンパク質不足を補うために昆虫食が話題になっています。

しかし、私たちはこのような言説に惑わされないようにしなければいけません。

騙されないためには、まずはこの野菜の垂直仕立て栽培をが真実であることを知っていただきたいと思います。

コオロギなどを食べなくても済むように。