自分で洗濯するようになって2年くらい経ちます。
それまでは妻に任せきりだったのですが、やはり年を重ねてくると過重な労働は病気の元なので、自分でやるようにしました。
私は若い時から環境意識が強く、合成洗剤の問題も知っていたので洗濯だけでなく食器洗いでも石鹸しか使いません。
たかが洗剤ですが、よくよく考えると世の中のおかしさが見えてきます。
テレビのCMに惑わされていると、高い買い物をしたり、アレルギーなどを起こしてしまう可能性もあります。
やはり人間は自然の物に近いものが一番いいように私は思います。
不都合な真実
世の中には不都合な真実と言うものがあります。
この言葉は、映画の「不都合な真実」で有名になりましたが、私的には全面的に賛同するものではありませんが、このような地球的な話でなくとも、不都合な真実はたくさんあるわけです。
太陽熱温水器もそうで、こんなものが普及したらガスや灯油などの燃料が大幅に減ってしますから、決してマスコミでは取り上げません。
洗剤についても同様で、早い話が石鹸さえ作れれば合成洗剤などは要らないのです。
これを読んいただければ、合成洗剤は石鹸の代用品ということが分かるはずです。
第一次世界大戦中、ドイツは石けんの原料である油脂が欠乏し、石けん製造ができなくなりました。そこで開発されたのが、石油を原料とした合成洗剤です。日本では、1937年(昭和12年)に、ウール用中性洗剤として初めて市販されています。その後、第二次世界大戦後にアメリカの石油資本の生産増大、電気洗濯機の普及、アメリカ及びヨーロッパの硬水地区における石けんの欠点(石けんカス)などで、急速に合成洗剤が洗浄剤の主流に代わっていきました。アメリカでは1952年、日本では1963年に、合成洗剤の使用量が石けんの使用量を上回りました。合成洗剤の日本での本格的な歴史は約60年と、まだ短いものです。一方この60年で様々な環境問題や健康被害が取りざたされるようになりました。
その代用品である合成洗剤の方が、あたかも素晴らしいがごとく、毎日テレビでCMが流されています。
柔軟剤入りで香りも素晴らしいなどと・・・
しかし、果たしてそんなものが本当に必要なのでしょうか。
衣類の洗濯には、単純ですが汚れが落ちればいいわけです。
それから、いかに下水道が普及したとはいえ、全てを浄化できるわけではありませんから川は汚れていきます。
なぜこんなことになるかと言えば、石鹸で良いなら経済が回らなくなってしまうからでしょう。
国民のほとんどは、「石鹸とは化学合成されたもの」と完全に刷り込まれてしまっています。
私たちはそれを冷静に見つめ選択していかないと、いずれ高い代償を払わされることになるかも知れません。
粉石けんはスーパーに売っていない
現在、石鹸は非常に影の薄い存在になっていて、スーパーに行っても陳列棚にはまず並んでいません。
並んでいるのは合成洗剤ばかり、臭いもきつく、近づくのも嫌な場所です。
なので、購入するのはネットや生協などになってしまいます。
でも、粉石けんは合成洗剤に較べ製造方法がシンプルなせいか安いです。
しかも、私は指定の量の半分くらいしか使わないので2倍長持ちします。(笑い)
シャボン玉石けんのスノールなんて、1kgで654円ですよ、安くないですか。
たまに浮気して、ちょっと高級なものを買ってみましたが、あまり拘らないならスノールで十分です。
それから、汚れ落ちに関して調べていたらこんなサイトを見つけました。
石鹸と合成洗剤で、汚れ落ちの比較実験をしてのですが、時間と手間をかけていますね。
結論として、汚れ落ちは圧倒的に石鹸だそうです。
そうそう、思い出しましたがコロナ騒ぎの初期、石鹸の殺菌効果の記事を取り上げました。
こう考えると、合成洗剤を使う意味なんてどこにもありませんね。
部屋干しにはホタテ貝殻焼成パウダー
さて、汚れを落とすには粉石けんが断然良いことは分かりましたが、それでも部屋干しなどで臭いが出ることがあります。
匂いの原因は腐敗菌とかカビですが、これを解消するには、ホタテ貝殻焼成パウダーを1g(小さじ1杯)くらいを洗剤と一緒に洗濯槽に入れて洗ってみてください。
ホタテの抗菌効果で全く臭いがしなくなります。
また、洗濯槽も常にきれいで、わざわざクリーナーを使う必要もありません。
私は、この商品をかつて販売していたので、何度も確認していますので嘘ではありません。
かかるコストは非常に安く、野菜洗いや手指の消毒まで使える素晴らしいもので、天然素材ですから副作用は皆無です。
しかも、ホタテパウダーを使うと水質浄化にもなります。
それにしても、合成洗剤っていつまでこんなことやってんでしょうか。
結論は半世紀も前にでているのに。
合成洗剤の闇、これは間違いなく不都合な真実でしょう。
知らないことは罪ですね。