今年も柚子が豊作で嬉しい限りだけれど、やはり100個以上も生ると消費が追い付かない。

30個ほどは既に知り合いに上げたが、まだまだ残っている。

今年の物は玉が大きいから喜ばれてはいるものの、ちょっと大変だ。

大きな玉になったのは、春先の剪定が良かったのだろうか。

しかし、これだけ多いとすぐには食べられない。

以前なら、ジャムなどの他にも陳皮も作ったけれど、結局は使わないのと手間がかかりすぎるので止めた。

やはり、消費が多いのはジャムとか黄金煮。

ただ、これも苦みをきちんと抜かないと誰も食べてくれない。

柚子が生るのは嬉しいけれど、なかなか難しい。

今のところ、ジャム(ゆず茶)と黄金煮はうまく作れるようになったので、これに絞って加工をしています。

今回は、ジャムよりも簡単で大量に加工できる黄金煮を作りました。

黄金煮の砂糖の量

ジャムの場合は、砂糖の量を50%で作っていますが、黄金煮の場合にはこれまで明確ではありませんでした。

レシピには、12玉で400グラムとあったので、そんなものかとアバウトに作っていたわけです。

とろっと美味しい柚子の黄金煮

でも、改めて50%で作ってみたところ、あまり甘さを感じません。

そのため、砂糖を足して煮返してみました。

すると、非常に美味しくなっただけでなく、色も飴色が濃くなって見るからに美味しそうになりました。

結局、砂糖の分量は80%。

結構多かった。

レシピとの差は、たぶん柚子の大きさだと思います。

我が家のは、1個が170グラム前後ありますから、市販のものにくらべかなり大きいです。

やはり、柚子の重量(茹でこぼした後の)割合で決めなければいけませんね。

苦みは少し残す

さて、柚子は香りは良いですが、食べると苦みがあります。

黄金煮の場合、これを取り除くには

一度茹でこぼし、冷凍。

解凍して、一度茹でこぼし。

ジャムだと3回茹でこぼさないと苦みが良く抜けませんが、黄金煮は皮を薄く剥くので2回で良いようです。

食べると、ほんのりと苦みを感じますが、後に残らない程度。

あまりキッチリと苦みを抜いてしまうと、甘さだけになってしまいます。

なかなか難しいところですが・・・

もし、苦みが苦手な場合は、もう1回茹でこぼします。

今回、黄金煮を冷凍庫から出して作ったので、新しいものを冷凍します。

何度も作っているので、手際が良くなっただけでなく、見た目もキレイにできるようになりました。

傷が付いたりして硬くなった皮は包丁で取り除き、ヘタもキレイに外しています。

これを冷凍して、今後何回かに分けて黄金煮を作ります。

来年の6月ごろまでは楽しめると思います。