今日はかなり気温が上がり、長袖では暑く、半袖でもいいくらいの陽気になりました。
こう暑くなると苺はそろそろ終わりで、次の栽培の準備に入らなければならないため4月一杯くらいで畑を潰します。
しかし、この時期が苺のジャムを作るには最適なのを知っていますか。
その理由は、
1 日差しが強くなると酸味が多くなる
2 値段が安い
と言うことで、今がイチゴジャム作りの最適期ですから、このチャンスを逃さず作っておきましょう。
ジャム用の苺を手にれる
ジャム用の苺はスーパーには売っていませんが、農産物直売所などでは売っていることが多いです。
もし近所に苺農家さんがあれば、畑を潰す前に頼んでおくと確実に手に入るだけでなく、格安で譲ってくれるはずです。
今回入手したのは、近所の農産物直売所で一箱(1kg)で500円でした。
ジャム用ですから、大きさは不揃いで形の悪いものが多いですが、ジャムにするには何の問題もありません。
なお、少し青い(白い)ものが多いようですが、ジャム用には完熟したものは不向きで、これくらいがちょうどいいのです。
色も良く仕上がります。
苺ジャムの作り方(コンポート)
では、早速作っていいきますが、私が作るのは苺を潰さないコンポート。
大きいものはカットしますが、小さい粒はそのままにした方が見栄えも良いです。
用意するものは、
1 苺 2kg
2 砂糖(粗精糖)
3 ペクチン(柚子の種)
4 酸味料(柚子の絞り汁)
砂糖はグラニュー糖が色よく仕上がりますが、私は粗精糖が甘すぎないので気に入っています。
また、柚子の種を使ってトロミを補いますが、お茶袋に入れてペクチンを抽出します。
酸味料は、同じく柚子の絞り汁を使っていますが、一般的にはレモンを使えば良いでしょう。
まず、イチゴを洗って重さを測ります。
ヘタや固い部分を取り除いた重さは約1.4kg。
なお、農薬はこの時期にはほとんど使いませんので安心ですが、気になるならホタテパウダーで洗っておきます。
砂糖はこの半分(約700g)が標準。
上から砂糖を被せて1~2時間ほど放置します。
すると、浸出液が出てきますので、煮詰めを開始します。
柚子の種はお茶袋に入っていますが、あまり強くかき回すと種が出てしまうので注意。
アクはあまり気にしたことはありませんが、適度に掬い取れば十分です。
トロミが強くなってきたら柚子の種を取り出し、更に煮詰めます。
今回の所要時間は約30分。
量が多かったので、火加減にもよりますが1kgで15分くらいを目安とします。
仕上がりました。
まとめ
私は豆乳ヨーグルトが朝食代わりなので、季節のジャムは欠かせません。
甘いものは体によろしくないと言われますが、撮り過ぎなければ問題はないはずです。
この瓶1本で10日くらいは持ちますから、一日あたりは大した量ではありません。
今回かかった費用は、
苺代 1000円
粗精糖 400円
柚子の種・しぼり汁 0円
ガス代がよく分かりませんが、かかっても全部で1500円くらいでしょうか。
6本できたので、1本あたり250円。
手間はかかりますが、安いものです。