電子レンジを新調したので、古いものは分解して分別処分することにしました。

ただし、家電リサイクル法に違反しないか調べてみました。

この法律の対象は、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目で、電子レンジは対象外です。

電子レンジは、小型家電リサイクル法の対象になっています。

この法律の趣旨は有用金属の再利用なので、分別して再利用、残りを燃えるごみと不燃物で出すのは問題ないと言うよりも、むしろ歓迎されるべきものと思います。

ゴミの量が大幅に減るわけですから。

ということで、早速分解したいと思います。

使う工具は以下の通りです。

・インパクトドライバー 

・マイナスドライバー 

・ニッパ 

・ディスクグラインダー

早速、ネジを外して分解してみましたが実に簡単でした。

筐体は溶接してあるのですが、それ以外はほとんどがネジ止めになっています。

ここまでバラすのに約30分くらいでしょうか。

インパクトドライバーを使うと、本当に仕事が早いですね。

以前は手回しでやっていましたが、これを使ったらもう戻れません。

ただ、私の持っているのはかなり古くバッテリーの持ちが悪く、そろそろ買い替えたいところです。

Amazonで調べたら、Boschが1.8万円で買えるんですね。

ま、ホームセンターだともっと高いんでしょうけれど・・・

できるだけ再利用する

電子レンジは、筐体は鉄製、フレームなどはプラスチック、それと電子部品で構成されています。

思ったよりも簡単に外せましたが、最近のものは接着してあったりして難しいもの多いです。

再利用できそうなのは、筐体やカバーの鉄製の部分です。

カバーは薄い鉄板で、あまりでこぼこがありませんが、底板はでこぼこしていて再利用は難しい感じですね。

筐体は四角い筒なのですが、右側が出っ張っているのでディスクグラインダーでカットします。

ちょっと武骨な感じですが、園芸資材の物入れにしてみました。

軽いので、鎌とか鉈などを作業中に入れておくのにも良いかも知れませんね。

安全だし、あれ?どこに置いたっけなんてこともなくなります。

側面と背面のカバーは、他にアイディアがでるまでとりあえずこんな風に置いてみました。

電子部品については、銅線が多く使われているので回収します。

少々面倒なのですがは、銅線は柔らかく丈夫なので、支柱などを結束するのにとても便利です。

一般的に売られている銅線よりも切れやすいのが欠点ですが、使えます。

残ったものは、不燃物として出すことになりますが、かなり減量化できました。

と言うことで、2時間ほどで完了。

不燃物で、最終的に捨てることになったのはほんの少しだけになってしまいました。

※基盤類は銅線を外してから処分します。