ここ2年ほど、取引の関係で中断していた「真空管式太陽熱温水器」の販売を再開いたします。

取り扱いは、リノリッター社の加圧式真空管式太陽熱温水器200Lのみで、2台以上のご注文があった場合となります。

リノリッター社製 加圧式太陽熱温水器 200L

<製品仕様>

1 タンク容量 200L
2 インナータンク ステンレスSUS304 2B1.2  Φ385mm
3 タンク外装 ステンレスSUS304 Φ480mm
4 断熱素材  ポリウレタン50mm
5 架台材質 アルミ
6 真空管タイプ Φ58mm×1800mm ヒートパイプ
7 真空管本数 20本
8 耐圧力 0.6Mpa

リノリッター社について

リノリッター社のホームページから

【経営理念】

私たちリノ リッター インターナショナルは中独合弁会社リノ パラディグマの支社である国際市場販社です。中国LinuoグループとドイツRitter、Linuo Paradigmaのハイテクノロジーを統合しご提供しています。真空二重ガラス管から強制循環システム(リッタ ソーターCPC有りと無し集熱器)。

この協力の相乗効果は、特に経営レベルでの、いくつかのフィールドに反映されます。わたしたちは様々な期待や要求のためだけではなく、お客様へのソリューションが、可能性の広い範囲を提供することができる理由です。

お客様、社員、パートナーを尊重し、信頼できる長期的なパートナー関係を作りあげることはビジネス成功のキーワードと確信しております。

ドイツの技術と管理レベルでエネルギー効率と費用対効果の高いエコロジーなエネルギーシステムを作るために努力していきます。


再生可能エネルギーの利用で深刻化された環境問題から地球を守ります!

(転載ここまで)

以上のように、リノリッター社は中国とドイツの合弁企業で主に太陽光パネル及び太陽熱温水器を製造販売しています。

経営規模は中国でも大手であり、品質の良いことでは定評があります。

また、日本の太陽熱温水器のトップメーカーT社の製品もOEMで製造しています。

今回取り扱う加圧式(水道に直結できる)の太陽熱温水器は、日本向けの仕様となっているものです。

メーカーのホームページでは、外装が鋼板で塗装となっていますが、輸入する製品は錆び対策のためステンレス外装となります。

販売方法及び価格について

当社では在庫を置かない方針のため、ご注文を受けてからメーカーに発注することになります。

ただし、1台ごとの受注・販売では輸送コストが高くつくため、2台以上のご注文を受けて輸入手続きをいたします。

2022.2月現在の価格は以下の通りとなります。

加圧式太陽熱温水器 200L 1台当たり 385,000円(送料・消費税込み)

※価格は2022年2月時点のものです。為替レートに大幅な変動があった場合は改定になります。

※2台以上のお申し込みがあった時点でメーカーに発注します。満たない場合にはお待ちいただくことになります。

※配送は、最寄りの港から150km圏内。それ以上はプラス料金がかかります。

※同じ港からの発送でないと、上記の単価は適用されません。

お問合せは、必要事項を記載の上、メールでお願いいたします。

設置指導込みの価格です

昨年から燃料が高騰しています。

灯油を例にあげれば、昨年の1月は65円/Lでしたが今年は98円/Lで購入しています。

なんと5割以上もの値上がり。

同様にガスも大幅な値上がりとなっていますが、私の場合、太陽熱温水器や太陽熱暖房をしているのでさほど大きな負担にはなっていません。

もちろん、余計にお金がかかるのは願い下げですが・・・

しかし、長年このような事態を想定し、自然エネルギーに設備投資をしてきたことが役に立っているわけです。

予想通りとは言え複雑な気分です。

展望としては、これから先いくらか価格は下がるかも知れませんが、国の政策や円安などの状況から大幅に下がることはなさそうです。

もしも、太陽熱温水器が設置できる環境で生活しているなら、できるだけ早い機会に用意した方が安心して暮らせるのではないでしょうか。

ただ、5年前なら真空管式太陽熱温水器(加圧式200L)も25万円前後で買えましたが、今では40万円近くなっています。

世界はインフレですが、日本はずっとデフレですから差が開いてしまったわけです。

でも、これを高いと言っていると、数年後には50万円になってしまうかもしれません。

1台38.5万円は高いと思われるかも知れません。

しかし、輸入費用や国内配送及び消費税込みの価格です。

Amazonで買い物すると、配送料が無料で翌日には送ってきますが、それは一部の商品だけです。

太陽熱温水器のような大型の物は運んでくれる業者も限られ、料金も高額となります。

信じられないかもしれませんが、国内配送料だけで6万円くらいはかかります。

これだけを考えても、高い価格設定でないことをご理解いただけると思います。

それから、当社では設置方法を公開し、DIYでできるよう最後まで指導をさせていただいております。

【 特殊技術は不要】誰でもできる真空管式太陽熱温水器の設置

これによって、設置業者に頼んだ場合と較べ10万円以上の節約ができるだけでなく、メンテナンスの知識も得られます。

どんな設備も長く使っていれば不具合も出てきますが、そんな時でも自分で設置したなら簡単に、材料費だけで対応できるわけです。

このやり方は、最初に私が太陽熱温水器を買い、設置費の高額に驚いたことによります。

このときの真空管式太陽熱温水器は、寺田鉄工所のもので、今回から扱うことになったリノリッター社のOEM製品でした。

自然落水型 150L

中国製なのにしっかりとした作り。

もう13年ほどになりますが、知人宅の屋根で問題なく使われています。(ただし、コントローラはすぐに壊れました)

今回取り扱いする加圧型の製品はまだ見ていませんが、これまで扱ってきたONOSI社より大企業なので、ランクは上で良い製品であると輸入元からはうかがっています。

もはや燃料価格は下がらない可能性が高いですから。

ならば自前で用意することが一番ですね。

(2022.3.31 追記)

最近は円安が更に進んでおります。

2022.3.31の為替チャート 元/円

これまで17円くらいで見ていましたが、すでに19円を突破しました。

これでは1割ほど価格を上げないと販売できません。

ますますこの傾向が強まると思われますし、中国製は安いと思っていたら手が出ないなんてこともあります。

そうなる前に買った方が無難ではないでしょうか。