こんにちはnonofhoです。

数日前、西村大臣の発言から日本国中大騒ぎになりました。

そりゃ、ありえない4度目の緊急事態宣言と併せ、「飲食店は酒を出すな、出したら酷い目に合わせるぞ!」と恫喝したのですから当然でしょう。

なにが安全・安心のオリンピック。

国民の命を守るなど、嘘っぱち。

まぁ、このように凄まじい勢いで政治が劣化してきている日本ですが、とうとう「何があっても政権擁護」のドブネズミたちも逃げ出したようです。

実効性に疑問?

批判を受けて、金融機関からの恫喝は取り下げたものの、基本的に酒を出すなという文書は取り下げていません。

しかしですね、民主主義を標榜する世界第3位の経済大国でこんなことが許されるのでしょうか。

もちろん許されないし、私たち国民も絶対にこのような横暴は許してはいけないのです。

首都圏・大阪・沖縄で酒停止 実効性が課題 東京、12日から緊急事態宣言

(以下全文)

政府は12日、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が適用されている東京都に4度目となる緊急事態宣言を発令する。

【写真】3度目の緊急事態宣言が発令される中、営業する居酒屋=4月25日、東京都台東区  宣言を延長する沖縄県とともに、飲食店に酒提供の一律停止を求める。重点措置を継続する埼玉、千葉、神奈川、大阪4府県も飲食店の酒提供を原則停止とする。  東京、沖縄の宣言、4府県の重点措置の期限はいずれも8月22日。東京五輪(7月23日~8月8日)やお盆休みの期間が含まれ、人の移動による感染再拡大が懸念されることから、事業者や国民に対策の徹底を改めて呼び掛ける。

 政府が重視するのが飲食店などでの感染対策だ。現在の重点措置下の首都圏4都県などでは条件付きで午後7時までの酒類提供が認められてきたが、東京都は酒類やカラオケを提供する飲食店に休業要請する。

 重点措置区域の酒提供は週明け以降、原則停止となり、知事の判断で緩和できるようにした。酒を出さない場合でも、午後8時までの営業時間短縮を引き続き求める。  酒の提供停止要請をめぐっては、従わない飲食店が少なくない。いかに協力を得るかが課題となる。

 政府は飲食店に支給する協力金について、誓約書提出を条件に先払いできるようにする。協力金を申請しても支給まで時間がかかり、要請を拒む店舗があったためだ。また、酒の販売業者には、要請に応じない店との取引を行わないよう求める。都府県の命令に従わない事業者には過料を科す。

 北海道、愛知、京都、兵庫、福岡の5道府県に適用中の重点措置については、7月11日の期限で解除する。 

協力金を出すなどと言われても、いつ貰えるのか分からないし、金額も十分ではありません。

一日数万円でしょう。

閑古鳥が鳴いているならともかく、繁盛店ではこんな金額では協力なんてできるはずもありません。

死ねとでも言うのでしょうか。

山本太郎が言っているように、「最低でも粗利補償」がなければ無理です。

しかも、命令にに従わない場合は過料だなんてふざけてます。

ドブネズミも逃げる

このように、東京五輪を強権を使ってでも実施したい政府のとんでも政策に、さすがのドブネズミたちも泥船から逃げ出し始めたようです。

先ほどヤフーニュースを見たら、まともなことを言い出してます。

ま、立場が危うくなると急にまともなことを言い出すのはこの人たちの特徴ではありますが・・・

この中でまともなのは、デーブスペクターさんくらいですが、これまでの言動は忘れてはいませんよ。

西村大臣〝飲食いじめ〟批判が拡大! 杉村太蔵氏「憲法違反」宮崎健介氏「政府終わった」

(以下全文)

政府の新型コロナウイルス感染予防対策を主導する西村康稔経済再生担当相(58)への〝飲食店いじめ批判〟が拡大している。

【写真】バッハ会長宿泊ホテル前でもみ合う警官隊とデモ隊

 11日放送の情報バラエティー番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、西村大臣が打ち出した施策を特集。①休業要請に応じない飲食店の情報を金融機関と共有して順守を働きかけ②酒類提供を続ける飲食店と取引をおこなわないよう酒類販売事業者に要請③グルメサイトで客が感染防止策の度合いをアンケート方式で回答。都道府県は対策が不十分な飲食店に改善指導、という〝3大飲食店取り締まり策〟を取り上げた。

 西村大臣は9日、関係業界の猛反発や身内からも「やりすぎだ」と批判を受けたこともあって①の金融機関への働きかけについては撤回したが、たび重なる〝飲食店いじめ〟に関係業界は激怒。番組では困惑する飲食店主らの声が届けられた。

 出演者からも厳しいコメントが相次いだ。タレントのデーブ・スペクターは「グルメサイトに告げ口させるなんていうのは、ナチス・ドイツがやること」と猛批判。妻の金子恵美氏とVTR出演した元衆院議員の宮崎謙介氏は、西村大臣の〝金融機関への働きかけ発言〟について「本気でこれやるんだったら、今の政府終わったんじゃないかなって思いました」と述べた。

 また元衆議院議員でタレントの杉村太蔵氏は「経済活動の自由を奪っている。憲法違反だと思う。(飲食店などは)司法に訴えるべき」と提言。政府が決定した4度目の緊急事態宣言についても疑問視し「(これまでの宣言は)医療崩壊を起こさないために受け入れてきた。今、(東京都の)重症者は63名。(重症者用病床の)16パーセント。なぜ今、緊急事態宣言なのか、さっぱりわからない。50代以下の世代に過度な負担をかけすぎている」とデータを元に訴えた。

東京スポーツ

立川志らく 五輪貴族「絶対テレビに映しちゃいけない」無観客席で「悠然」と批判

これまで自公政権は、このようなタレントやネトウヨなどを使って世論操作で政権を維持してきました。

しかし、あまりにも頭の悪い政策を連発されると擁護しきれず、愚民でもいずれ気がつきます。

難しいことは分からないが、「酒を飲むな、飲ませるな」となれば誰だって怒ります。

それも何度も。

秋には衆議院選挙があります。

このままいけば大敗は必至?

いや、自民党は消えてなくなって欲しい。

ここまでくると、自民党そのものが害悪でしかありませんから。

西村大臣、ヤバすぎる「働きかけ」発言で見えた、「責任感ゼロ」菅政権の稚拙な実態

参考になる動画

ところで、最近、特に面白いと思って見ているのがこのサイト。

哲学系ユーチューバーと言ってますが、内容は難しくはなく、むしろネトウヨ系の口論陣を揶揄するものが多く面白い。

若いのに大したもんです。

(関連記事)

【疫病神】死にたくなければオリンピックから逃げろ