岸田インフレがネット上で賑わっている。

岸田首相は、長引く不況(デフレ)に加え、コロナやウクライナ戦争で物の値段が急激に上がっているのに、消費税は下げないと国会でキッパリと言い放った。

優柔不断な割にはキッパリと言ったので、国民の怒りを買ったようだ。

しかし、今のうちに有効な対策を講じなければ確実に大不況がやってくることは、誰の目にも明らかだろう。

国民の所得は20年以上も下がり続け、非正規労働者は全体の4割だそうだ。

こんな状況で物価が上がれば消費が落ちるのは当然なのに、消費税は下げない。

そんな無能で、やる気のない自民党はいらないと思いませんか。

私も年金生活なので、買い物には日々苦労しています。

たまに安いものを見つけた時は嬉しいですが、そんなことよりも、いかに消費を減らすかを工夫をしなければなりません。

でも、世の中にはお金の苦労なんて無い方もおられます。

黒田日銀総裁です。

家計は値上げを許容、なんて発言は非常にまずかった。

普通に考えれば、物価高が庶民にとっていかに大変なことか分かりそうなものなのに・・・

日銀総裁ともなると年収3500万円、大金持ちだからそんなことは分からないのかもしれません。

でも、黒田総裁を責めても意味はありません。

政府の方針に沿ってやっているだけですからね。

責めるべきは、岸田、自民党政権です。

日銀総裁の発言で関心が逸れていますが、この物価高で実は年金支給額が減ってしまったのです。

現役の方々には関心の薄いことではありますが、これはとんでもなく酷い制度なわけです。

平成16年からマクロ物価スライド方式が導入され、今回は物価が上がったものの、賃金がそれよりも下がったため、年金が減額になりました。

え!、それっておかしくない。

現役世代の賃金が下がったから年金も下げる。

こんな酷い制度をやったのが、自民党・公明党・維新です。

なすこさんが漫画で表現されているので、ぜひご覧ください。

マクロ経済スライドとは、平成16年の年金制度改正で導入されたもので、賃金や物価による年金額の改定率を調整して、緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みです。 具体的には、賃金や物価による改定率から、現役の被保険者の減少と平均余命の伸びに応じて算出した「スライド調整率」を差し引くことによって、年金の給付水準を調整します。

いまやマスコミは政府の犬と化しました。

以前からそうだと言う話もありますが、とりわけ第二次安倍政治が始まったころから酷くなってきました。

マスコミも民主党政権でいじめられたのがトラウマなようです。

もともと自民党とはグルですからね。

白井先生のおっしゃる、最も低劣なる層(ゴミウヨ)の代表者とは安倍晋三さんですね。

いちいち書かなくても分かると思いますが。

来月の参議院選挙は、何もしない岸田政権の高支持率で自公は圧勝との予想があります。

しかし、岸田インフレから岸田大不況となれば、一気に支持率は下がるかも知れません。

実際に家計は相当厳しい状況です。

あまり期待はしていませんが、国民の怒りが爆発するかも知れません。

そうなると、選挙前に減税するなんて空約束するかもしれませんから、騙されないようにしましょう。

嘘をつく、約束を反故にするのは自民党のお家芸ですから。