先日、れいわ新選組の参院選立候補者の最終発表がありましたのでご紹介させていただきます。

次期参議院選挙候補者 天畠大輔

経歴
1981年生まれ。東京都在住。14歳の時、医療ミスにより、四肢麻痺・視覚障がい・嚥下障がい・発話障がいを負い、重度の障がい者となり車椅子生活を余儀なくされる。コミュニケーションは、「あ、か、さ、た、な話法」を用いる。

ルーテル学院大学、立命館大学大学院を経て、2019年に博士号取得。
現在は、介助者派遣事業所を運営する傍ら、重度身体障がい者の介助付き就労にまつわる研究を行う。2020年に一般社団法人わをんを立ち上げ、重度障がい当事者の支援活動を開始。所属は立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。同大学生存学研究所客員研究員。中央大学社会科学研究所客員研究員。

主な著書に、『しゃべれない生き方とは何か』(生活書院、2022年)、『〈弱さ〉を〈強み〉に――突然複数の障がいをもった僕ができること』(岩波新書、2021年)、『声に出せない あ・か・さ・た・な――世界にたった一つのコミュニケーション』(生活書院、2012年)がある。

決意
私が障がいを持ち痛感したのは、障がいがあることで、こんなにも選択肢が狭められるという厳しい現実でした。

まず直面したのは、学びの選択肢の少なさでした。
養護学校(現在は特別支援学校)では、将来のために科目の勉強を希望してもかないませんでした。大学入学には4年もかかり、やっと入学できても、通学や学びの介助に使える公的制度がなかったのです。

また自立したいと願っても、家族がいるのにと十分な公的介助を受けられませんでした。職業選択の自由もかなり制限されました。現行のヘルパー制度(重度訪問介護制度)は、仕事中には使えないからです。

働けないことで、居場所がないと強く感じられました。社会から隔絶されている、必要とされてない感覚は、生きる活力を奪います。まわりの人がみんな恨めしく思えてきました。使えるものは全部使い、自分の介助者派遣のための会社や非営利団体を立ち上げたら、自分の、そして介助者たちの居場所にもなりました。

今の日本社会は、少し人と違ったら、居場所がなくなりがちな社会です。私と同じように選択肢を奪われたり、居場所がなかったりする人がたくさんいる。政治が変われば助かる人がたくさんいる。

だから、私は国会議員になって、誰にでも「居場所のある社会」をつくりたい。それは、経済的に苦しくないだけでなく、自分が必要とされていると感じられる社会です。地域で、仕事で、いろいろなところで居場所づくりに取り組む人とつながりたい。れいわ新選組だからこそ、個人個人の経験を持ち寄り、自由に対話、議論ができると思っています。

これまで、さまざまな若い人たちの声を聞いてきた当事者として、居場所がなくて死にたくなるような社会を変えて、誰もが生きていたい、と思える社会の仕組みを、みなさんとともにつくっていきたいと思います。

天畠氏の擁立に違和感なし

天畠氏は重度の障碍者なので特定枠からの出馬となります。

したがって、ほぼ当選確実です。

身体障碍者の参議院議員としては、舩後・木村両氏が3年前になっているので、3人目のとなります。

山本代表は記者会見で、今回も特定枠を一人使うと言っていましたが、これまで誰かは明かしてきませんでした。

私としては、やはり身体に何らかの障害を持った方ではないかと想像していました。

なので、今回の発表では何の違和感も感じません。

ある意味、そうでなければとも思っていたのかも知れません。

しかし、話を聞いていくうちに山本太郎は神様か仏様なのかと思ってしまいました。

確かに良い人、素晴らしい人物はいます。

世界的には、たくさんの聖人君子がいますが、実際にそのような人と会ったわけでもなく、実像は誇張されて伝わっている場合もあります。

なので、どのような人も崇めてきたことはありません。

もちろん山本太郎も聖人君子ではないでしょう。

しかし、これほど人の心に響かせることのできる政治家は他にはいないのではないでしょうか。

私利私欲がなく、ただ社会を良くしたい。

誰をも見捨てない。

天畠氏のメッセージの最後にこうあります。

居場所がなくて死にたくなるような社会を変えて、誰もが生きていたい、と思える社会の仕組みを、みなさんとともにつくっていきたいと思います。

これは、山本太郎氏が街宣などでいつも言っていることで、強い影響を受けていることが感じられます。

本物の社会改革を目指すれいわ新選組

私は、この8月で70歳になります。

5体満足、病気もせず、薬も飲んでいない健康体です。

しかし、昨夜家の中で躓き、危うく大怪我をしそうになりました。

若い時なら、少しくらい躓いても転ぶようなことはあまりありませんが、歳を重ねていくと、ちょっとしたことでも簡単に転んでしまいます。

これは多くの方に経験があるのではと思います。

そうです、体はいつまでも若くはないので、いつ何時、怪我をするかもしれません。

もちろん年齢に関係ないこともあります。

なので、誰しもが身体障碍者になる可能性があるわけです。

れいわ新選組は、たとえ社会的弱者なっても切り捨てない社会を目指していることは明らかです。

どんなことがあっても心配するな、そんな社会を作りたい。

これこそが真の社会改革ではないでしょうか。

自民党や公明党、そして維新の会などの不祥事があとを絶ちません。

このような政党(悪党)に見切りをつけ、れいわ新選組を応援しませんか。

きっと良い世の中になっていきますから。