今年のノーベル物理学賞が決まったようです。

どんな研究かと思ったら気候変動に関するものでした。

まぁ、気候変動とか地球温暖化はデマだ嘘だと大騒ぎしている連中もこれで少しは静かになるんでしょうか。

地球はすでに温暖化している

真鍋淑郎さんら3人にノーベル物理学賞 温暖化予測モデルを開発
2021年10月6日
ポール・リンコン、科学編集長、BBCニュースウェブサイト

地球温暖化対策には気候変動のコンピューター分析が重要となっている


今年のノーベル物理学賞は、米プリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎さん(90)ら3人に贈られることが5日、発表された。地球の気候変動など、複雑な仕組みを理論づけたことが評価された。

受賞するのは、真鍋さんのほか、クラウス・ハッセルマンさん(89、ドイツ)、ジョルジョ・パリーシさん(73、イタリア)。スウェーデン・ストックホルムの王立科学アカデミーが発表した。

真鍋さんとハッセルマンさんの研究は、地球温暖化の影響を予測するコンピューターモデルの開発へとつながった。

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受賞者らは、賞金1000万スウェーデンクローナ(約1億2000万円)を分ける。真鍋さんとハッセルマンさんに半分が贈られ、パリーシさんにもう半分が渡されるという。

COP26を前に
気候のような複雑な物理システムについて、長期的な動きを予測するのは極めて難しい。そのため、温室効果ガスの増加が気候にどう影響するかを予測するコンピューターモデルは、地球温暖化を危機としてとらえるのにとても重要だ。

実際、今回の授賞は、11月に英グラスゴーで開かれる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に向けて、世界の指導者らが準備を進める中で発表された。そうしたタイミングについて質問されたパリーシさんは、「私たちはかなり急いで行動しなくてはならない。大きな遅れがあってはならない」と述べた。

受賞者らの研究に基づく気候モデルは、COP26で指導者らが決断する際の重要な根拠となる。

物理モデルの開発をリード
真鍋さんは日本生まれで、現在は米ニュージャージー州にあるプリンストン大学の上級気象学者。大気中の二酸化炭素レベルの増加が、地球表面の気温上昇にどうつながるのかを示した。1960年代には、気候に関する物理モデルの開発をリードした。

10年ほど遅れて、ドイツ・ハンブルクにあるマックス・プランク気象学研究所のハッセルマンさんが、天気と気候を結ぶコンピューターモデルを開発した。天気は変わりやすく無秩序なのに、なぜ気候モデルを信頼できるのかという疑問に、ハッセルマンさんの研究は答えを提示した。

ノーベル物理学賞を受ける真鍋淑郎さん、クラウス・ハッセルマンさん、ジョルジョ・パリーシさん(左から)


イタリア・ローマのサピエンツァ大学の教授を務めるパリーシさんの研究は、表面的には気候変動とほとんど関係がないようにみえる。

その研究は、スピングラスと呼ばれる金属の合金に関するもので、鉄の原子が銅の原子のグリッドに無秩序に交じるものだった。鉄原子はわずかでも、物体の磁気特性を大きく、不可解に変えてしまう。

ノーベル委員会は、スピングラスが地球の天候の複雑な動きの縮図に当たると考えた。原子レベルと地球レベルの複雑なシステムは、無秩序であるといった共通点をもつ可能性があり、その動きは偶然によって決まるようにみえる。

パリーシさんは、固体のそうしたでたらめに思える動きが、隠れたルールの影響を受けていることを発見。それを数理的に表現する方法を編み出した。

ミクロとマクロの研究
米イエール大学の物理学者、ジョン・ウェットローファー教授は、「ノーベル委員会の決定によって、ミリ単位から地球サイズに至る複雑な地球の天候の研究と、ジョルジョ・パリーシの研究に重なる部分があることが示された」と話した。

同教授はまた、パリーシさんの研究について、「縮図の中の複雑なシステムにみられる無秩序や変動を基にした」と説明。一方、真鍋さんの研究については、「個々のプロセスの要素を取り出し、それを組み合わせ、複雑な物理システムの動きを予測した」と述べた。

ハッセルマンさんの研究については、ミクロとマクロの両方の世界を網羅したものだと評価した。

「ノーベル賞は気候の部分と無秩序な部分に分けられたが、実はそれらは関連している」

1901年創設のノーベル物理学賞は、これまで218人が受賞した。うち女性は4人しかいない。ジョン・バーディーンさん(故人、アメリカ)は1956年と1972年の2回受賞した。

受賞したのは日本人ではありません

ただし、真鍋淑郎さんはアメリカ国籍です。

つまり、日本で生まれましたが現在は日本人ではありません。

年齢が90歳になるとのことなので、昔騒がれた頭脳流出の一人なのでしょう。

そして、アメリカに行った理由が、簡単に言えば「日本では研究をさせてもらえない」、です。

日本と言う国は、研究者には非常に冷たい国です。

役に立つかどうかを先に決められ、そして成果を常に要求されます。

研究なんてものは、くだらないと思ってもいつ表舞台に出てくるか分かりません。

基礎研究が大事なのはそこですよね。

十分な研究費を出してもらえないとなれば、結局、日本ではなくアメリカに行くしかなくなるわけです。

アメリカが、世界中から超優秀な頭脳を集めていることを知らない人はいません。

日本も研究者の待遇と、研究費を十分に出して世界中から優秀な人材を集めればいいんです。

でも、無理でしょうね。

なに言ってんだか

日本の総理大臣は、ノーベル賞受賞者に対していつもこんな間抜けなコメントばかりです。

もともとは日本人だから祝辞を述べるのは良いとしても、なぜアメリカに行かざるを得なかったのかを反省すべきです。

超優秀な人間に金の工面をさせる日本

以前から問題だと思っていたのがこれです。

時々YOUTUBEなどで見かける動画ですが、ノーベル賞の山中伸弥教授にクラウドファンディングをやらせるとは。

研究費が足りなくて援助してくれとは悲しすぎる。

日本政府は、なぜ全面的に応援しないのか。

学問や研究をないがしろにする国には未来はありません。

どこまでも没落していくでしょう。