いやぁ~、連日異常な高温が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

今年の夏は、我が家の庭先でも40℃を何度も記録しています。

室内でも35℃以上で、さすがにこの温度は滅多に見ることはできません。

でも危険な温度ですね。

ここまでになると、誰がどう見ても異常な気温ですが、気象学の先生に言わせるとニューノーマルな異常気象なんだそうです。

異常なことが普通であることを意味する造語だそうですが、かなり皮肉も込められていますね。

でも、ここまで暑くなっても政府が何も対策していないような気がするのは私だけでしょうか。

やっていることと言えば、牛のげっぷが問題だから殺せとか、原子力発電をもっと使うべきだなどなど。

牛のゲップは温室効果ガスが多い!?畜産業と地球温暖化

なんて訳の分からないことを言っているわけです。

確かに地球は温暖化しているのでしょう。

でも、その犯人がCO2だなんて、本当にそうでしょうか。

牛のげっぷが原因と言うなら、牛を殺さないで大規模畜産を規制すればいい話でしょう。

この地球に生きているものを殺せなどとする動きには私は反対です。

太陽熱温水器を使おう!

こんな牛のげっぷよりも、化石燃料の使い過ぎをやめる方が何倍も効果があるはずです。

昨今は太陽光発電ばかりが注目されていますが、それだけで地球温暖化を防げるとは思えません。

一方で、太陽熱温水器を使えば手っ取り早く化石燃料の消費を減らすことができます。

太陽熱温水器は、屋根とか庭にただ置いておくだけで水がお湯になりますから、それにかかる燃料はゼロです。

設置も簡単です。

こんな凄い装置をなぜ使わないのでしょうか。

※分離分割型の真空管式太陽熱温水器

しかも、一般家庭で使う場合は4㎡くらいしか占用しません。

それでいて給湯に係わる燃料代は半分以下になります。

燃料を使わなくなると困る業界があるわけですが、でもそんなことを言っている場合ではもはやないでしょう。

どうやったら地球を冷やすことができるのか。

もはや難しい段階に入ってしまっているかも知れないですが、それでも何もしないでいるわけにはいかないのではないでしょうか。

7月の燃料代(灯油)は極小

7月20日に給油してから、8月1日現在、ほとんど燃料が減っていません。

7月の前半は梅雨の真っただ中だったのですが、気温が非常に高かったため水温も連日高くなりました。

下の表をご覧ください。

特に下旬の温度が凄いことになっていますが、これでも温度が上がりすぎるため排熱して調整しています。

それほど太陽熱は簡単に受け取れるものなのです。

ちなみに、我が家の場合は7月の燃料代(灯油)はどれくらいだったか。

写真は、8月1日現在です。

6月11日に40リットルを購入、半分の20リットルを給油して満タンにしました。

そして、7月20日に残りの20リットルを給与しました。

以来、写真にあるようにほとんどゲージが動いていないのが分かります。

10日間で、燃料消費はほんの少し。

さすがにここまでの温度になると燃料は消費しませんから、大人3人で生活してもこんなもので済むわけです。

地球温暖化対策として、太陽光発電に期待されている方も多いと思いますが、私はあまり信用していません。

日本、いや世界中で開発競争がされていますが、個人宅に安価で提供されるまでに何年かかるのでしょうか。

しかも、太陽光発電の変換効率が上がったところで、せいぜい20%くらいなものでしょう。

太陽熱温水器の変換効率は、それよりも2~3倍も高いのですが、そんな数値云々よりも実際に太陽に当たれば簡単に熱いお湯になります。

昨今のように異常な高温が続けば尚更です。

そんなわけで、太陽熱温水器を中国のように普及させることができれば、格段に燃料の消費量は減り、CO2の排出は減ります。

出ていくお金も少なくなるので、暮らしも楽になります。

太陽熱温水器は、自然環境にも懐にも優しいのです。