金柑の花がまた咲きだした。
今年はいつ頃から咲きだしたのかは忘れましたが、何度か繰り返し咲いています。
金柑は植えてから20年くらい経ちますが、お店で売っているような大きなものはできたことはありません。
また、たとえできたとしても果肉も少なくイマイチです。
なので、昨年からもう少しまじめに栽培しようと思い、春から剪定を始めました。
もちろん道法スタイル(もどき)です。(笑)
金柑は柚子とは違い寒さには弱いので、昨年の12月から不織布を被せましたが、今年1月の強い寒波で枝の先端がかなり枯れこんでしまいました。
これまでにない低温だったのですが、特別な対策をしない限り大田原では無理なのかもしれません。
繰り返し、何度も花が咲いているので、よく見ると小さいですが実が着いています。
そこで、もう少し頑張ってきちんと育て方を勉強しておきたいと思います。
この表を見ると、開花期が7~8月となっていて、何度も咲くようです。
収穫が2月~5月。
肥料については、道法スタイルなので与えません。
剪定については、柚子と同じ3月にやっています。
次に主な作業です。
主な作業
剪定:収穫後の3月から5月にかけて行います。普通の柑橘類と違い、春から伸長した枝に着花(果)する性質があります。また、前年枝にも着花(果)します。したがって、極端な切り詰めを行っても花は咲くのですが、着果はしにくいです。普通のキンカンは下垂した弱い枝によく着果し、また大きい果実がなります。勢いの強い枝についた、7月上旬に咲いた最初の花は実らず落果しやすく、のちに咲いた花に着果するので小さいのです。大きく、品質のよい果実を収穫するには、枝を誘引、下垂させるなどして、早く咲いた花に着果させることがポイントです。
摘果:着果数が多い場合は摘果をします。小果や多すぎるものを間引きます。
下垂した弱い枝によく着果し、また大きい果実がなります。
これは知りませんでした。
もしかすると、細くて弱っちい枝は切り落としてしまったかも・・・
冬越し
さて、一番の問題は冬越しです。
前シーズンは不織布を被せましたが、風などで外れてしまったり、氷点下16℃という記録的な低温があったため、枝の先端がだいぶ枯れたことは前述しました。
大半は枯れた部分は取り除きましたが、左上にまだ少し枯れ枝が残っています。
冬囲いの方法を調べたら、コメリのサイトで参考になるものがありました。
支柱を3本使い、寒冷紗で覆う方法です。
これなら簡単にできそうです。
ただ、あまり大きくしてしまうと難しくなるので、切り戻し剪定は必須のようです。
いずれにせよ、これまで枯れることがなかったので、管理さえきちんとできれば大きな実がなると思われます。