野菜の垂直仕立て栽培をするようになって、どの野菜も簡単にできるようになったことは何度も書いています。

これは大げさでもなんでもなく、実際にやってみれば分かることです。

特殊な技術は何もないし、ただ紐で縛って垂直に仕立てて栽培するだけですからど素人にもできるわけです。

とは言え、それだけですべてがうまく行くわけでもありません。

苗を植えた直後など、状況によっては強い風雨に晒されないようにしないと、葉が傷んでしまい生育に影響します。

行燈仕立てはその対策の一つですが、寒さだけでなく風雨を防いでくれるので非常に良いやり方だと思います。

行燈仕立て

トマトやキュウリ・ナスなどは、定植後に強い風雨に晒されたりすると、葉が傷んで苗の成長に影響します。

その対策として、肥料袋や砂袋などを利用して保護する方法が行燈仕立てですが、以前は単なる保温と思っていました。

しかし、強い雨風にも非常に有効であることが分かり、最近は積極的にやっています。

やってみれば分かりますが、断然成長が違ってきます。

これはキャベツの行燈仕立てです。

風に晒されないので葉が傷むことはなく、また乾燥も防げるので水やりもほとんど必要ありませんでした。

また、使い古しの保存袋がちょうど良い大きさだったようにも思います。

十分大きくなったと判断し、袋を外し垂直仕立てを始めました。

キュウリの定植

キュウリだけではありませんが、苗を買うよりも、種を買って育苗した方が技術も向上するし安上がりです。

育苗は結構難しいですが、何回かやっているうちに何とかなります。

今回はなんとか育ちましたので定植しました。

根もそれなりに張っているようです。

2時間ほど水に苗を浸して定植しました。

苗がまだ小さいので、キャベツの行燈仕立てに使っていた袋を流用しました。

この袋(ジップロックのLサイズ)の大きさだと、このまま葉が上向きになるのでちょうど良いですね。

なお、キュウリの銘柄は「加賀節なり」という品種です。

トマトの定植

トマトは、愛知ファーストこくあじトマトオレンジミニの3種類で、大玉、中玉、ミニを揃えました。

お店にはほとんど出回っていない種なので、ネットで購入しています。

ネギとの相性が良いとのことなので、間に植えました。

一番左が愛知ファースト、その右から3本がこくあじトマトになります。

とりあえず垂直仕立てを始めていますが、苗がまだ小さいのでテープで簡単に止めてあります。

オレンジミニは袋がなかったこともあり、行燈仕立てをせずにそのまま植えました。

ミニトマトなので、たぶん大丈夫ではないかと思います。

残る1本は鉢植えです。

ただ、鉢植えで垂直仕立て栽培がうまく行くかどうかは分かりませんが・・・

今年は上が上がったのか、いつになく順調のように思います。

さて、その結果は?