今年の桜は、3月の気温が高かったせいで、4月を待たず一斉に咲きだす珍しい年でありました。
ただ、その後の気温が低かったせいもあって、散ったのはいつも通りだったように思います。
※高原山を望む 4月11日撮影
満開の桜も良いですが、新緑もまた格別なものがあります。
この輝く萌黄色はフィルムではなかなか出ない色で、デジタルになってだいぶ改善されたように思います。
木々の葉が萌出る時期は、この下にいるだけで元気がもらえます。
昨日は、保育園の子供たちのかわいい声がしていましたが、小鳥のさえずりのように気持ちよく響いていました。
さて、この時期の花は何といってもタチツボスミレです。
4月の始まりから少しずつ咲いてはきますが、今頃になるとあちこちに群生するようになります。
あまり珍しくもない花なので、写真を撮っているのは私くらいですが・・・
それから、椿の花が落果している様はなかなか風情があると思います。
色が濃すぎる感もありますが、写真としては画になるかなと思いながら毎年撮ってます。
散歩の最後に、大田原神社の境内にある手水盥の水面を覗きます。
今回はボタン桜が映っていました。
私はあまり信心深くないのですが、このような静かな環境は、手ではなく心が洗われるような気がします。