自分の土地でもないのに、道路や水路の草刈りをやることは、都会ではほとんどないケースだと思います。

でも、田舎では珍しくないと言うか、それが当たり前。

草ぼうぼうになっても、誰も草刈りなどやってくれません。

水路の場合、公図では土地の所有者はたいてい国有地であることが多いので、本来なら国が管理すべきものなのでしょう。

けれど、このようなものは全国に無数にあるわけで、直接管理できるわけもありません。

実際には用水組合などが自主的にやっているわけですが、それも時代とともに農業後継者がいなくなり、よほど重要な場所しか堀さらいはしないし、草を刈ることもありません。

となれば、誰が管理するのか?

となるわけです。

住宅地はエゴイストばかり

我が家の東にも用水路が流れていて、反対側はアパートです。

しかも空き家だらけ。

誰もいないから、管理も滅多にしないから荒れ放題になってます。

この水路に隣接する家は何軒かありますが、自分の土地は塀で囲っていて、土手の草刈りなどするはずもありません。

しかし、あまりにも竹や蔓性の草などが伸びてくると、今度は家に光が入らないようになってくるわけです。

大慌てで伐採をやる人もいれば、それでもやらない人もいます。

荒れ放題にしていると、火事になったり害虫の発生源になったりしますので、私が一昨年からできるだけやるようにしました。

※ハクビシンらしき動物が堂々と闊歩するようになりました

でも、いくら何でも限度と言うものがあります。

水路は長いので、どこまでも管理できるわけではないので、適当なところで止めていました。

アパートの大家さんが動いた

ところが、昨年からアパート側の草刈りを一部やるようになったのです。

大家さんは昔からの農家なので、たぶん用水組合にも入っているのでしょう。

自治会でも空き家対策が話題になっていましたので、少しは気にしていたのかもしれません。

さらに、数日前にアパートの敷地の全部を草刈りをしました。

もしかして、空き家をリフォームをするのかも知れませんが、これで一安心です。

もしかすると無言の圧力をやってしまったのかも知れませんが、苦情を言って関係が悪化するのを避けられたのは良かったと思います。

もしかすると、今年はハムシの被害は無くなるかも知れません。

余談ですが、伐採した竹の処理をしていたらモンキチョウを見つけました。

春が近いことを感じさせますが、寒さの本番はこれからです。