8月も後半ですが、まだまだとんでもなく暑い日が続きそうです。

湿度も高いので、このような状況では当然のことながら草の伸びは非常に早くなります。

我が家の東側には農業用用水路(土水路)の大きな土手があり、宅地側は野菜を作っているので問題ないのですが、反対側が問題です。

用水路の管理者は何もしませんし、隣接のアパートはほとんどが空き家で荒れ放題。

そのため、私ができる範囲で草刈りを長年していますが、夏の盛りは草の伸びも早く猛烈に暑いので体もきついです。

以前はエンジン草刈り機を使っていたのですが、たかだか少しくらいの土手の草刈りに使うほどでもないと思い、数年前から鎌で刈っています。

自分の土地ではないので、荒らしさえしなければ十分なので、時間は30分もあれば十分。

ただ、少し前に鎌の刃先の中央が割れてしまいました。

石などによく当たるので、先端も潰れていますし、これでは使えないので新しいものを購入してきました。

楽で効果的な草刈りのコツ

買ったのは草刈り鎌ではなく、刈払い用の鎌です。

前のものは、柔らかい葉を刈るための鎌だったこともあり、硬い茎の草だと刃が曲がったり欠けたりしました。

また、刃先が大きく重いので、手首がすぐに疲れてしまいます。

今回は、そんな反省からより刈りやすいものを選んできました。

この鎌は刈払い用で、柄は45cm、刃先は19.5cmです。

値段は、ちょっと高めの1,880円。

刃が草刈り鎌に比べて、細く長く、柄も長いので取り回しが非常に楽になっています。

実際に草を刈るのは、このような水路の法面です。

今回は、右側(アパート側)の草が伸びていますので、こちらを重点的に刈りました。

注意しなければならないのは、草に埋もれて分かりませんが、排水パイプや石などの障害物が多いこと。それらに強く当たってしまうと刃がかけてしまいます。

刈り方は簡単で、成長点を切るようにします。

ただし、あまり深くは刈りません。

地際まで刈れば見栄えは良いのですが、時間がかかるだけでなく、石などに当たり鎌の刃を傷めます。

成長点を切っておけば、しばらくの間は伸びてきません。

地際まで刈るとなると、労力的には2~3倍くらいかかるので、こまめに草刈りをした方が楽なはずです。

刈っている場所は、全部で40mくらいでしょうか。

以下、刈った後の前後を比較してみてください。

あまり変化がないようにも見えますが、これで2~3週間は大丈夫でしょう。

しかし、それにしても左側(アパート)の管理は酷いですね。

少し前まではもう少し頻繁に草を刈ってくれていたのですが・・・

こちらは、上流に向かって撮った写真です。

それにしても、新しい鎌は切れ味抜群ですね。

まとめ

今回は市内の「農家の店 みのり」で買いましたが、Amazonで同じようなものがいくらするのか探してみました。

刃先の違いがありますが、これが一番近いものでした。

若干高いですが、なかなか良さそうです。

鎌を買うときに注意しなければならないのは、目的をはっきりさせることと安物を買わないことです。

特に安物を買うと必ず後悔します。

道具に限っては、安物に良いものはありません。

使い方にもよりますが、しっかりしたものなら何年も持ちますから、その方が買い替える必要がないので結局は安上がりとなります。

それから、誰でも草が大きく伸びてしまうと、エンジン(電動)草刈り機や除草剤を使いたくなります。

でも、それを買う前に鎌で刈ってみましょう。

草の成長点を、鎌でチョンチョンと軽く切ってしまえばあまり伸びません。

季節によっては草の伸びが激しい時もありますが、その時は少し早めに刈ればいいだけです。

もちろん、刈る面積が多ければエンジン草刈り機は必要ですが、農家でもないのに普通は必要ないはずです。

それから、除草剤などはもってのほか。

癌になりたくなければ、絶対に使ってはいけないものです。

独バイエル、除草剤の発がん性めぐる訴訟で和解 1兆円超

安全性については未決着とされていますが、そんな怪しげなものを使う理由がどこにあるのでしょうか。

君子危うきに近寄らず