ナスやトマトは多年草なので、温度管理に問題なければ冬越しが可能なはずです。
SNSで検索するとかなりの数がヒットしますし、実際に多くの方が成功されているようですから間違いないことでしょう。
もしも冬越しができれば、種を蒔く必要も苗を買う必要もないわけで、うまく行くならやってみたいものです。
そんなわけで、私も2年前から挑戦していますが未だに成功していません。
暖かい地方ならやり易いのでしょうが、私の住む大田原市は北関東といっても東北地方に近いので、よほど保温を厳重にしないとダメなようです。
そのため、今年は保管場所を倉庫の中にしてみましたが、やはりトマトとナスは年を越えたところでダメになってしまいました。
ポリ袋を2重に重ねたりしたのですがやはりダメでした。
ところが、何事もなかったように生き延びているのが万願寺唐辛子です。
これもナス科ですが、全く期待していなかったのでちょっとびっくりでした。
ダメもとで3本用意しましたが、なんと3本全部が生き残っています。
しかも新しい芽も出てきていますし、もうすぐ2月になりますからほぼ越冬できたのではないでしょうか。
少し枯れ混んでいる部分もありますが、概ね良好で新芽らしきものがあります。
拡大すると、やはり新芽のようですね。
ただ、なぜ万願寺唐辛子だけががうまく行っているのか?
それを少し考えておきたいと思います。
ポイントは鉢の大きさ(土の容量)か?
なぜ万願寺唐辛子だけが生き残っているのか?
万願寺唐辛子はトマトやナスと同じナス科で、耐寒性にさほど違いがあるようにも思えませんので他の要因のように思います。
同じ場所で同じように保温しているのですから・・・
唯一の違いは鉢です。
トマト・ナスに使った鉢は6号(18cm)程度のものですが、万願寺唐辛子の方は8号(24cm)とやや大きめでした。
つまり、6号と8号では入る土の量の違いで耐寒性に差が出た可能性が考えられます。
これが当たっているかどうかは分かりませんが、次回はもっと大きな鉢(プランター)にして確かめたいと思います。