今日は16日、10月もあっという間に真ん中になりました。
年を取ると時間の経過が早く感じることも多いですが、私はそれほど嫌ではありません。
色々なことを自由にやっていますから、その結果が早く見られるからです。
ま、実際に早いわけではなく、感じているだけなのですが・・・
さて、まだ青くて食べられないなと思っていた、柿の木(百目柿)の実も色づいてきました。
この柿は、私がここに家を建てた数年後に植えたと記憶していますから、少なくても35年は経っています。
その割にあまり大きくなっていませんが、それは私が小さく剪定していたからです。
いい加減に剪定していたため、最初は大きな実をつけていたのが、次第に小粒になってしまいました。
百目柿はかなり大きな実ですが、不完全渋柿と言われ、完全な甘柿ではないようです。
ただ、中には全体が甘いものもありますので、私はすっかり甘柿だと思っていました。
なので、渋いところがあるのは日当たりのせいではないか、と思って剪定を昨年からやっています。
剪定の仕方は道法スタイルです。
この方法は野菜の垂直仕立て栽培の応用らしいですが、詳しいことは公開されていません。
本があれば買いたいのですが・・・
でも断片的な情報(動画など)から、見よう見まねでやっています。
特に一般的には切ってしまう垂直に伸びる徒長枝は、できるだけ切らないようにしています。
後は一般的な剪定の仕方です。
カキノキ(柿の木)の剪定は、12月~2月頃に行ないます。 カキノキ(柿の木)はその年新しく伸びた枝先に花芽がつきます。 前年に実がなった古い枝や、込み合った部分を間引くように剪定します。 また、長く伸びた枝や内側に向いている不要枝を切ることで、日当たりをよくし栄養分の分散を防げます。
そのせいか、今年はとても順調でしたが、ここにきて赤くなって落下する実が多くなりました。
でも、たくさん生っているので収穫に問題はなさそうです。
赤くなってしまった実を落としながら、3個ほど収穫してみました。
やや固いですが渋いところはありません。
甘みはまだそれほど乗っていませんが、もう少し柔らかくなれば更に甘くなるものと思われます。
しかし、歯の悪い人間にはこのような固い柿は考え物です。
柔らかくなってからか、すりおろして食べるのが良いでしょう。
昨今は地球温暖化のせいで寒さが来るのが遅くなり、干し柿だけでなくたる抜きも難しくなりました。
柿の実が色づいたら、柔らかくなる前にたる抜きした方が良いかも知れませんね。