7月に入っても雨が少なかったのですが、ようやく本格的な梅雨を感じさせる天気が続いています。

ただ、この高温多湿は野菜にとっては好都合なわけで、水やりの手間も省け、かなり順調に成長していると感じます。

ただ強い雨には注意が必要なので、スイカやメロンなどは不織布を掛けています。

以下、2024年7月14日、垂直仕立て栽培の作柄です。

前庭

まずは前庭ですが、ここはサンルーム前と塀際の2畝で栽培をしています。

そのため、場所によっては日照が十分でなく、ナスは遅れているものがあります。

左から加賀節成キュウリと四葉キュウリをそれぞれ2本、更にナスを3本植えていますが、右奥のナス(3本)はかなり遅れてしまいましたので、来年は作らないようにしたいと思っています。

加賀節成キュウリは、現在のところ生ってはいるものの節成とは程遠い状況です。

確かに節成になってきてはいるものの、どういうわけか途中で落果してしまいます。

原因はまだ分かりません。

これは四葉キュウリですが、こちらはどんどん生っていています。

ただ、1本が調子悪く蒔きなおしたので遅れています。

いずれにしてもこの畝は、午後から隣家の2階の陰になり、日照が十分でないことが影響していると考えられます。

サンルーム前。

手前から、ピーマン・長ナス・中玉トマト・世界一トマト。

ここは日照が十分なためか順調で、特に成長の遅れはないようです。

左の2本は世界一トマト、右がミニトマトになります。

無肥料でこんなに立派なトマトができるなんて信じられません。

昨年までの出来とは雲泥の差があります。

少し遅れて植えた中玉トマト、現状ではまだ細いですがこれから大きく育ってくれるはずです。

ミニトマトもしっかり実を着けてきました。

東側

東側は基本的に土手での栽培です。

手前がゴボウ、奥がピーマン・地這いキュウリ・マクワウリとなっています。

お隣さんの土手の斜面ですが、管理されないので私が草刈りをやっています。

鶴首カボチャは、法面のグランドカバーを兼ねています。

種は小さいですが、恐ろしいほどの勢いでこの法面を覆っていくはずです。

手前は先日植えたジャガイモの苗です。

何本かダメにはなりましたが、大部分は生き残りました。

法面であっても、ピーマン・ネギ・地這いキュウリは非常に元気です。

これはマクワウリ、小さな苗だったのでどうかと思いましたが現状では問題なさそうです。

ウリハムシと雨から守るため不織布を被せています。

こうすることで受粉も促進されるようです。

これは西洋カボチャです。

倉庫南側よりも後に蒔いたのですが、場所が良かったようでもう完全に追い越しました。

草を取り払い、そこに蒔いただけでこれですから凄いものです。

スイカ(小玉スイカ)

カボチャに比べ成長が鈍いです。

これからと言う感じで、収穫は現状ではちょっと難しいかも知れません。

もう1本スイカがあったのですが、ダメになってしまったので小松菜を蒔きました。

今は非常に暑い時期なので、不織布を掛けておくと成長が良くなることをカブで学んだので、小松菜でもやっています。

今のところは予想通りです。

イチゴは現在苗採り中です。

水路の中から北に向いて写真を撮っています。

右下から、四葉キュウリ・インゲン・ニラ・大根・オクラ・黒豆になります。

前庭よりもかなり遅らせて蒔いた四葉キュウリですが、この勢いではもう少し経つと追い越すでしょう。

水路の傍で、水分が十分なのも良かったのかも知れません。

このサトイモは、種イモが非常に小さかったので来年のために育てています。

ただ、この勢いだとジャガイモのように大きくなる可能性が出てきました。

この場所は病気になったアスパラを移植しましたが、新たな芽が出てこなければアウトです。

蔓ありインゲンは、感動的なほど成長著しいです。

ただ、あまりにも伸び過ぎて困りますが・・・

ここは柿の木の下なので、最近はちょっと日照不足のようです。

しかし、右の黒豆は大きくなり過ぎてオクラの陰になってしまっています。

ここは当初開墾した場所で、日照条件は良いところです。

最近まで作っていたキャベツとブロッコリーを処分しましたので、次の作物を準備しています。

なお、キャベツは4個作り、結果は830~960gでしたので概ね良くできたと思っています。

こちらは食用菊(もってのほか)です。

昨年までは作り過ぎて食べきれなかったので、今年は大幅に減らしました。

ニューメロンです。

2本の内、1本はいじけてしまいましたが、これは何とかなりそうな気がします。

倉庫南

ここは僅かなスペースを利用して、西洋カボチャ・ナス・ミニトマトを作っています。

こんな芸当は、垂直仕立て栽培ならではでしょう。

ナスは日陰が気になりますね。

西側

家の西側は、午前中はほぼ太陽が当たりませんからどうしても成長は遅れ気味です。

しかし、いつものことですが最終的にはなんとか追いつくのであまり気にしていません。

キャベツは丸まりはじめましたが、ちょっと大きくなるのは難しいと思われます。

これはスティックブロッコリー、今時期のものはあまり美味しくないので近いうちに撤去します。

世界一トマト。

昨年はここに中玉トマトを作って大豊作でした。

ただ、今年は傍に蔓ありインゲンを作ってしまい日照不足が懸念されます。

愛知ファースト(雨よけトマト)

昨年の種が余っていたので作りましたが、トマトだらけになってしまいましたので来年は作りません。

まとめ

毎日野菜の世話をしていると時間を忘れてしまいます。

数年前、偶然にも垂直仕立て栽培を知ったおかげで、仕事を止めて空白となった心が癒されているように感じます。

まだうまく行かない野菜がありますが、それでも難易度の高いキャベツやトマトが確実にできるようになりました。

もう基本さえ外さなければ大丈夫と、少しばかり自信もついたように思います。

これから秋野菜ですが、大根や白菜など今から楽しみです。