8月の太陽熱温水器の昇温状況を報告します。
結果は、7月同様の猛暑が続き、平均温度は45℃超えとなりました。
7月が46.2℃。
0.4℃下がりましたが、ほぼ同じような暑さだったことが分かります。
凄いグラフですね。
ノコギリの歯のようです。
私の使っている太陽熱温水器は、小さくて非力なので暖房を使わないときは暖房用の採熱器からの熱を利用しています。
循環系の途中から熱交換するのですが、暖房用の真空管が95本もあるので凄い熱量があり、晴れた日にはとんでもなく温度が上がってしまいます。
8月は70℃を超えた日が2回ほどあります。
これはバルブ調整が遅くなってしまったせいなのですが、こんな温度にしても使い切れないので、あまり高い温度にならないよう調整が必要です。
貯湯タンク内の温度があまり高くなると、使っているミキシング弁が安物なので温度調整がうまく働きません。
※高級なミキシング弁を使えば問題は無いはずです。
給湯器への設定温度は、常時38℃にしてあるのですが、60℃を超えるとがマイコンが迷うのか、沸き上がりに時間がかかります。
200Lの製品でも、真夏はかなり高い温度になりますので、給湯器の電源を落として直接湯張りをしている方も多いようです。
そんな感じで、8月の灯油の使用量は20リットル弱で収まりました。
しかし、以前なら灯油の値段が1500円/20ℓ程度だったものが2000円以上です。
今後も更に値上がりすると思うと、いかに太陽熱を使っているからと言ってもうんざりします。
こんなこともあろうかと、早めに太陽熱温水器を使ってくださいと言ってはきたのですが、残念ながらそうもいかなくなってしまいました。
残念なお知らせ
最近の円安は、とうとう140円台まで進みました。
少し前までは、110円前後でしたから超円安です。
そして、この秋は値上げラッシュのようですから、とんでもない不況がやってきそうな予感がします。
燃料費が高いからと言って、今から太陽熱温水器200Lを1台輸入すると50万円では無理です。
3年前までは30万円を少しオーバーするくらいでしたが、今では60万円と考えた方が無難でしょう。
もちろん何台かまとまれば、輸送費が少しは下がりますが・・・
実際、この円安では買うのも売るのも難しい局面です。
もう少し待って、円高に振れてからにした方が良いと思われますが、いつになることやら。
もし、安く売っているところがあったら買いです。