連日、異常な暑さが続いて大変ですが、一つだけ良いことがあります。

それはお湯を沸かさなくても良いこと。

このところ、太陽熱温水器の温度が50℃を超える日ばかりなので、朝から晩までボイラーの電源を落としています。

夏になるといつものことですが、太陽熱温水器のお湯は熱くなり過ぎ、お風呂に入れないほどの温度になります。

そのため、ボイラーで加熱しなくても蛇口をひねればお湯が出てくるのです。

今日は8月22日ですが、今月の到達温度を見てみましょう。

昨日までの記録では、60℃以上になった日が8日もあります。

しかも、最低温度が38.2℃。

こうなると、お風呂の湯沸かし温度設定は38℃ですから、燃料はほとんど消費していません。

到達温度も高いですが、朝の水温も26℃以上ですから、曇りの日でも少し太陽が顔を出せば40℃以上になってしまいます。

ましてや、朝からギラギラ太陽が照りつけると60℃以上は普通です。

ただ、あまりに高い温度になってしまうと水で薄めてもなかなか温くなってくれないので、そうならないうちに排熱して調整するようにしています。

温泉気分を味わうには

実は昨年まで、ボイラーの電源を落として給湯することはやっていませんでした。

太陽熱温水器を使っている方々は、皆さんやっているようですが・・・

しかし、電気料金や灯油・ガスの高騰でいくらかでも安くしようと思ったわけです。

実際にやってみると、これが意外にも気持ちが良いんですね。

蛇口をひねると、お湯が滔々と蛇口から出てくるのですが、ミキシング弁で温度調整されているため一気には出てきません。

これが温泉の湯船に落ちるお湯のように見えるわけです。

最初は、いつもどおりの水位までお湯を溜てから入っていたのですが、最近少し趣向を変えてみました。

1 まず、湯船の6割くらいまでお湯を張る

2 次にシャワーを浴びてから湯船に浸かります

3 再度、お湯を落とします

お湯が溜まるまでおおよそ5分くらいですが、このお湯が落ちるのを眺めていると、どこかの温泉に行った気分になってしまうから不思議です。

実は、このことは最初にお風呂に入る人だけが味わえるものなので家族にも話していません。

夏限定の密かな楽しみですが、燃料を使わなくて済むのは本当に気分が良いものです。