果樹を色々作っていいますが、柿は安定してできるものの一つです。
この柿は百目柿で、放っておいても毎年たくさん実をつけてくれるのですが、甘いのと渋いのが混在しているのでほとんど食べてきませんでした。
しかし、この柿は本来干し柿用と知り、昨年作ってみたところ普通にできました。
ならば、もっと真剣に管理してたくさん干し柿を作ろうと思っているわけです。
これまでは、アメリカシロヒトリなどの毛虫が発生した時くらいしか剪定を行いませんでした。
しかし、それだと枝が多くなり、葉が生い茂るだけでなく、実もたくさん生り過ぎて小さな玉になってしまうことになります。
やはり、正しい剪定の仕方を一度学んでおく必要があるので、YouTubeで勉強しました。
間引き剪定
本来の剪定は冬なので、今回は風通しを良くするための枝の間引きを中心にして、強い剪定はしていません。
徒長枝はたくさん出ていますが、内側のものは不要なので大きくなる前に切りましたが、大きくなってしまったものは秋に切ることにしました。
道具は、剪定ばさみ・ノコギリのほか、梯子と高枝切を使います。
なお、柿の木の枝は弱いので、折れて落ちたら怪我をするので木に登るようなことはしません。
かなりスッキリしました。
後は先端を詰めたりしましたが、結果的にはさほど切っていませんでした。
蜂屋柿
この辺りで干し柿用と言えば蜂屋柿。
大きくて食べ応えもあり、直売所に出回るのはほとんどがこれになります。
一昨年の春に買ったものが大きくなり過ぎて、昨年の秋に大きな枝を切ったのですが、今度は上に伸び過ぎました。
垂直仕立て栽培の応用をしたら凄いことに。(苦笑)
そのため、先端を詰めたいと思ったのですが、あいにく実が沢山ついてしまっているので止めました。
ただ、枝葉が上の方ばかりのため、強風で折れる可能性があります。
しかし、誤って実をつけた枝を切ってしまい、ガックリ。
整理落果で落ちるものが多いとは言え、不注意でした。
背丈は4m以上あると思われますが、昨年までは長い支柱を添わせて枝を上向きにしていました。
垂直仕立てでこうなった?
たぶん気のせいではないと思います。
それはさておき、2mくらいの高さに仕立てないと管理ができないので秋には低くします。