3月10日、日差しはあるものの、まだ風は冷たい。
外での作業は億劫だが、柚子の剪定は今やっておかなければならない。
今回は、昨年切らなかった太い枝を何本か抜いた。
これでだいぶ風通しが良くなったように思う。
ただ、あまり切りすぎると木の勢いがなくなってしまうので、ほどほどにしておく。
柚子は後始末が面倒
関東の北部の冬は、東北や北海道ほどではないがかなり寒い。
そのため、温州ミカンなどを栽培するのは難しく、そのためこの辺りでは柚子がけっこう植えられている。
しかし、見たところどこの家もあまり管理されていないように思う。
その理由を聞いたわけではないが、柚子の木は棘が大きく、刺さると非常に痛いので剪定を敬遠しているのではないか。
私も剪定中に何度も痛い目に遭っているし、今回も親指に刺さって痛かった。
また、剪定のあとの始末も大変なのことも理由なのかもしれない。
一昔前なら燃やすことができたので、さほど苦労はしないで処理できたが、今では街中では禁じられて燃やすことはできない。
となれば、棘が後で悪さをしないように処理しながら、剪定枝を細かく刻んで土に返すしかない。
しかし、私にとってそれは面倒なことではない。
物は考えようで、時間はたっぷりあるわけだし、秋に立派な実をつけてくれれば、それでいい。
いずれ、この葉っぱや枝が腐朽したものを畑に使えば野菜の成長を助けてくれる。
当然ながら、焼却ゴミで出す必要などどこにもない。
これは昨年の剪定枝だが、いずれ土になる。