南高梅が病気のため昨日伐採しました。

そのため、いくらかスペースができたので開墾して畑を作ることにしました。

場所は斜面で、ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)がびっしりと生えています。

とは言え、除去作業は大したことはなく、ノコギリ鎌一丁で十分。

この法面は数年前までは、上流から下流まで全部ジャノヒゲで覆われていました。

法面の管理のため、定期的に草刈りをしていたら自然と増えてきたのです。

3年前に垂直仕立て栽培を始めてから、少しづつ開墾して作付けできる場所を確保してきました。

おかげで結構な種類の野菜を作れるようになっています。

ということで、下の写真は草を除去した後です。

ジャノヒゲはとても丈夫で、法面をしっかり保護してくれますから全部を取る必要はありません。

一部を切り取り、小段を作れば終了です。

こんな場所で野菜ができるのかと思われるでしょうが、垂直仕立て栽培なら何の問題もありません。

手前の畑も、今回と同じようにジャノヒゲが生えていたところでした。

新しい場所には、今のところ何を作るかは決めていませんが、葉物野菜よりも根菜類を考えています。

サツマイモは有力候補ですね。

斜面の栽培ではポリマルチは必須

さて、今日は開墾の後にキャベツとブロッコリーを定植しましたが、ポリマルチの保水効果を確認しておきます。

苗は、早めに蒔いてサンルームで育てていたものですが、だいぶ上手にできるようになってきました。

このくらいにできれば購入する必要はなさそうです。

植えた場所は、一番上の段ですが虫よけのため不織布のトンネルをしています。

上幅が狭いのでポリマルチがしずらいですが、ピン止めしておくと少し楽にできます。

ポリマルチを最初は使わなかったのですが、このような斜面は乾燥しやすいので、今では必ずやるようにしています。

保水性が良いだけでなく、草も生えなくなります。

まとめ

垂直仕立て栽培は、肥料を使わない、耕起をしないという栽培法です。

つまり、垂直に仕立てる以外は基本的に土壌水分を気を付けるだけでいいわけです。

水分に気を付けると言っても、自然は雨が続いたり乾燥が続いたりするわけで、こちらが思っているようなことにはなりません。

私はポリマルチが嫌で、これまでは草マルチをやって来ました。

でも、草の量が十分でなかったり、虫がいたりとなかなか難しいのです。

これをポリマルチにすると、土壌水分が安定するだけでなく、地温も高くなり野菜の成長が促進されます。

作物にとっては良いことばかり。

さらに、除草も大幅に軽減されることで畑作業もぐんと楽になります。

今回は少しばかり耕作面積が増えましたが、負担になることはなることはありません。

最近は種は買っても苗は買いませんから、野菜作りにかけるお金は本当に少ないです。

余った種も何年かは使えることが分かっていますので、無駄もありません。

今回少し畑が増えたので、苗が少し余ったりしても植える場所ができたのが嬉しいですね。