垂直仕立て栽培で、支柱を揃えるのが大変とのコメントをいただきました。
確かに、なんでもかんでも支柱を立てて縛ってしまうのですから、支柱はたくさん必要になりますよね。
分かります、その気持ち。
私も最初のうちは竹を使っていたのですが、長さも太さもバラバラで使いにくいです。
なので、今は園芸店に行って必要な長さの物を買っています。
支柱は3種類
支柱を揃えるのが大変だと言っても、よく考えてみれば大したお金はかかりません。
トマトやキュウリ・トマト 2.1m 20本
ナス 1.8m 10本
背の低い野菜用 1.2m 10本
現在あるのはこんな程度、これでだいたい間にあっています。
金額にすると1万円もいかないですし、3シーズンでこんなものですから大したお金はかけていません。
もともとあったものも当然使っていますし、竹もダメになるまで使うようにしています。
それにしても、支柱を建てる時のワクワク感はたまりません。
キュウリだったら、ここまで伸びてくればもう成功したようなものだからです。
今日はキュウリのネットを張りましたが、写真で見ても分かるように非常に良い状態です。
さらに、こちらもキュウリですが、使っている支柱は2.1m。
根切り虫に1本やられてしまいましたが、残った3本は今のところ例年になく良い出来と思います。
このままいけば、この支柱を超えるようになるのはそう時間はかかりません。
こちらはインゲンとオクラの畝に立てた支柱です。
畝と言っても、斜面を平らにしただけですが・・・
いずれも非常に順調です。
これはエンツァイです。
葉物野菜ですが、支柱を建て、麻ひもで垂直に誘引をしています。
初めて作る野菜なので、いつ収穫するのか分かりませんが、そろそろでしょうか。
こちらはナス。
直播ではなく、種から苗を作り6月3日に定植しました。
ようやく活着したような感じですが、大きく育ってくれると思います。
こちらはサンルーム前のキュウリ。
品種は加賀節成。
ネットを張らずに支柱だけで栽培しますが、支柱を超えたらツルをずり降ろします。
下の写真はキャベツです。
使っている支柱は、以前から使っている60cmくらいのものです。
麻ひもで葉を持ち上げていますが、もっと本数を増やした方が確実に葉が上向きます。
西側にある畑のミニトマトです。
使っている支柱は2.1mのものですが、すでに1.2mになっていますから支柱を超えてしまうのは間違いなさそうです。
その時は、支柱を何本か追加して支えることになりそうです。
イチジクも垂直仕立て
さて、野菜に限らずイチジクやブドウなど果樹も垂直仕立てをすると、非常に早く成長します。
これはイチジクですが、ホワイトゼノアという品種です。
2.1mの支柱を2本使って、できるだけ垂直になるよう仕立てています。
今のところ、病気もなくカミキリムシの被害もありません。
こちらはドーフィン。
昨年、挿し木したものを地植えにしました。
やはり支柱を2本使って垂直に誘引しています。
うまく行けば、今年は少し実を着けてくれるかも知れません。
まとめ 支柱の揃え方
垂直仕立て栽培は、トマトやキュウリに限らず、ナスやトマトなども非常に背が高くなるので、支柱は長めの物を多く揃えておいた方が無難です。
少し本数が多いかなと思っても、補強に使ったりすると結構いるものです。
具体的には、トマトやキュウリ・つるありインゲンなどを多く作るなら2m以上の物を。
また、ナスでもかなり背丈が大きくなるので、1.8mあった方が安心していられます。
いずれにしても、1m以下の支柱はあまりいらないです。
詳しくは、「野菜の垂直仕立て栽培」を読んでいただければと思います。