彼岸花は、秋の彼岸のころに盛りになることからこの名前がついたと言われています。
たしかに毎年観測をしていると、彼岸の2週間くらい前からぽつぽつと咲き始め、秋分の日の前後で盛りを迎えます。
朝晩の温度差でスイッチが入るのでしょうが、今年はいつまでも暑い日が続いたので1週間ほど盛りが遅くなったようです。
明日から10月ですから、例年ならかなりの花が末枯れてしまっているはずですが、今がちょうど見ごろです。
昔はお墓に多く植えてあったことや、色や形が独特なため不吉な花とされてあまり人気のない花でした。
しかし、近年では群生地が観光名所になるなど高い人気があります。
増やし方は球根を分球するのですが、何もしなくてもいつの間にか土手に咲くようになることも多いようです。
私が管理しているこの水路の土手も、数年前から少しづつ咲き始め、今年は昨年の倍くらいになりました。
もしかして、球根を鳥や小動物が運んできたのでしょうか。
私も野草の写真を趣味にしていましたので、群生地を探してよく撮っていました。
今ではカメラを持ち出すことは極端に減りましたが、スマホでもそれなりに良く撮れます。
ポートレートモードやマクロモードなどは一眼レフカメラよりも便利で、使わない手はありません。