巨峰は肥大が遅れていたので心配していたのですが、一部の房が色づいてきたので収穫してみました。
このところの台風などで雨が多く、異常な高温も続いたせいなのか出来はイマイチです。
粒は小ぶりで色づかない房も
そもそも巨峰は高くて買えないので、少し味わえるくらいできればと思って作っています。
問題は、どこまでのものができるのか。
植えて4年目ですが、今年は樹が太くなったせいでたくさんの花が咲き実を着けました。
そのため、かなり期待はしていたのですが、世の中そう甘くはないようです。
とりあえず、色づいたものを収穫してみたのがこちら。
なかなか立派に見えますが、市販品に比べると一回り小さい。
でも、味は巨峰そのもので美味しかった。
他の房の袋を外してみると、あまり肥大していないし、色も良くないです。
こうしてみると、肥料を使っていないので当然と思われるかも知れません。
でも、私はそう思っていません。
これは推測ですが、摘果をもっと思いっきりやるべきだったのではと思っています。
全体の4割くらいは摘果しましたが、まだ4年目なので6割以上摘果すべきだったのではないか。
この房などは大きくなっておらず、途中で生長が止まってしまったようです。
たぶん、大きい実をたくさん生らせる体力がまだないのではないでしょうか。
自然栽培の本では、あまり実をならせないのが良いとあります。
まとめ 巨峰は雨に弱い
巨峰は雨に弱いとされます。
そもそも、よく調べてから植えれば良いものを、作りたい一心でやってますからこんなものです。(苦笑)
後悔先に立たず
でも、袋もかけているし、鳥よけを兼ねて不織布も掛けてきましたのでここまでできた可能性もありますので、さほど心配はしていません。
比較的雨に強い、デラウエア、マスカット・ベリーA、甲州などが栽培されます。 巨峰やピオーネ、マスカット・オブ・アレキサンドリアなどは、雨に弱い品種は露地栽培にむきません。 品種によって収穫時期は異なります。 デラウエアの場合は7月末から8月中旬、マスカット・ベリーAは9月頃、甲州は10月頃になります。2009/08/01
巨峰らしきものができたことに今年は感謝します。
ということで、最後にもう1本の藤稔を考えてみました。
これは病気が出てしまい鉢植えにしてあるのですが、肥料も与えても今のところあまり大きく育っていません。
地植えに比べると勢いが違うのは歴然。
このまま枯らしてしまうのはもったいないので、今冬に植え替えします。
移植は、現在南天が植わっている大谷石のところです。
誘引はカーポートの内側を這わせれば、雨よけにはなりますが、反面日照が足りないかも知れません。
うまく行くかどうか、こればかりはやってみないと分かりませんが、栽培法は、肥料を使う一般的な方法とします。