最近の天気は、晴れてもすっきりしない日が多く、そろそろ梅雨入りの気配がします。

今日も朝から曇り空で、時々明るくなるといった、ちょっと蒸し暑い日でした。

このような日は、たとえ真空管式太陽熱温水器であっても太陽光が足りずあまり温度が上がりません。

でも、我が家の屋根には暖房用の真空管採熱器は95本もあり、これを給湯用に使うのであれば少しくらい曇っていてもかなりの熱を集めることができます。

しかし、暖房は冬しか使わないので、これまでそれ以外の季節は採熱しても自然環境に戻していました。

本当にもったい話で、何とか利用する方法を考えていたのですが、なかなか思い浮かびませんでした。

3年前に温水タンクの余り物を使い、既存の太陽熱温水器の配管から熱伝導する方法を考えつきました。

それがこの装置です。

仕組みは簡単で、単にタンクの中で熱交換するだけです。

もちろん、太陽熱のすべての熱を利用することはできませんが、一部であっても経済的には大きく貢献してくれています。

なお、貯湯タンクの水温が上がり過ぎないようバルブ操作が少し面倒ですが、手間はお金と割り切ってやっています。

そして、今日は曇り日にも関わらず47℃まで上がりました。

現在のエクセルギー暖房は、最初からこの装置を組み込んであるようですが、考え方は同じだと思われます。

5月初の給油

さて、4月30日に灯油を20Lを給油してから二十日経ち、灯油タンクのゲージが半分の線にきましたので20Lを給油しました。

20Lで20日ですから、ちょうど1.0L/日になります。

4月は2週間くらいでしたから、かなり少なくなりました。

これから、梅雨に入ると日照量が減るので採熱量は当然少なくなりますが、一方で水道水の温度が20℃を超えてきます。

しかも、気温が高く、放熱ロスも少ないのでますます灯油の消費量は減ります。

一方でエアコンの使用が増えるため電気代が心配です。

これからは、どうやって電気を使わずに暑さを凌ぐか考えなければなりません。

世の中、なかなかうまく行きませんね。