昨日は雨で気温の低い一日でしたが、今日も曇りで気温は低いままです。
太陽熱温水器を使っていると、太陽が出ない日はお湯が沸かないのでつまらないですが、今年の夏は異常な暑さが長く続いたため燃料(灯油)の消費はとても少なくて済みました。
一方、その分エアコンの使用時間が増え、電気代が大幅に増えたので帳消しでしたが・・・
現在は、灯油代だけでなく電気代も非常に高く、いくら節電しても追いつきません。
そのため、そろそろ太陽光発電を導入したいと思っているのですが、自家発電はCPが悪いのでなかなか決められません。
実は、一応我が家にも小さな太陽光発電がすでにあります。
太陽熱暖房の温水タンクと、真空管採熱器との間を循環させるポンプの電源にソーラーパネル(150W)を使っています。
災害などで停電しても、とりあえず最低限の生活はできるようにはなっていますが、そう長い時間は使えません。
そろそろ、もう少し本格的なシステムを構築する時期と感じています。
候補はポータブル電源+ソーラーパネル
自家発電はやろうと思えばすぐにでもできましたが、問題は費用とソーラーパネルを設置する場所です。
予算はともかくも、我が家の屋根やベランダなど、日当たりの良いところは太陽熱暖房と太陽熱温水器の真空管採熱器で占領されていて、ソーラーパネルを設置できる場所がありません。
倉庫の屋根も考えましたが、パネルの固定がかなり面倒で費用もかかりそうなので躊躇しています。
中途半端なことをやると台風などで飛ばされる恐れもありますので、最近はポータブル電源が気になっています。
ポータブル電源は、少し前までは高くて手が出ませんでしたが、最近では高性能なリン酸鉄リチウムイオン電池が安くなってきています。
ポータブル電源のメリットは、何といっても太陽の動きに合わせてソーラーパネルを移動できること。
それほど頻繁に移動することは考えていませんが、太陽の向きに合わせるられるのは大きなアドバンテージです。
以下の記事はメーカーのものです。
自家発電の方法を徹底解説!ソーラーパネルとポータブル電源の併用をおすすめする理由とは?
とても分かりやすいと思います。
なお、バッテリーは常に使っていないと劣化するので、災害用としてではなく、普段使いとして考えています。
このことはあまり強調されていませんが、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどを除いた家電製品の中で常時使うものを対象に考えるのが良いとされています。
私の場合はパソコンが有力ですが、冬の間は寝室(2階)の暖房器(250W)を8時間くらい使えるようにしたいですね。
でも、そうなると容量の大きなものが必要で、重くなってしまうと持ち運ぶのは面倒になってしまうかも知れません。
元は取れないかも知れない
太陽熱温水器でもそうですが、必ず元が取れますかと聞く人がいます。
もちろん元が取れた方が良いわけですが、必ずしも取れなくてもいいんじゃないでしょうか。
太陽熱温水器なら、普通5~6年で元は回収できるとは思いますが、太陽光発電はかなり難しいと思います。
例えば、100万円かけて太陽光パネルを設置しても、年に10万円売電(使用)しても10年かかります。
ポータブル電源だと、30万円の製品を買って電気を節約しても、年間に2~3万円節約できれば良い方ではないでしょうか。
いずれにしても、電気の場合は10年で元を取るのは難しいように思います。
ただ、災害や昨今のように電気代が高騰していることを考えれば導入しておくことは決して無駄ではありません。
物事は、費用対効果(CP)だけで考えると間違うことも多くなります。
太陽エネルギーの利用を生活インフラの整備と考えるのはどうでしょう。
タダのエネルギーがあなたの頭上に存在しているのです。
これを使わない手はないし、当然消費税など取られません。
経済的に許されるなら、まずやっておくことが安定した生活に繋がるはずです。
やった人とやらない人の経済格差が広がると私は思います。