春大根が収穫前にとう立ちしてしまいました。
これまで、このような経験がなかったので何が原因かよく分かりません。
抜いてみると、
1本だけまずまずの物がありますが、他はたいして大きくなっていません。
切ってみると、まだ巣はさほど入っておらず普通に食べられました。
もう少し大きくしたかったですが、仕方がありません。
種はダイソー
種は、ダイソーで買った「春大根」。
2個で100円ですから、とてもお得なのでたまに利用しています。
昨年の秋に作ってみて結果が良かったので、今回も期待していたのですが・・・
なぜとう立ちしてしまったのか。
その原因を調べると、
なかなか難しいことが書いてありますが、要は以下のことを守らないととう立ちしやすいとのことです。
① トウ立ちしにくい(花芽のできにくい)晩抽性の品種を選びます。
春大根なので問題なし
② 無理な早まきを避け、品種にあったタネまき適期を守りましょう。
これは検証の必要あり
③ 離(脱)春化作用(ディバーナリゼーション)を活用します。
やってません。
と言うことで、②の早めに蒔き過ぎていないか記録を見てみました。
すると、3月9日に蒔いていることが分かりました。
種袋の裏側には蒔き時が書いてありますが、栃木県は3月下旬からになっています。
と言うことは1か月近くも早かったことになります。
ちなみに、同じ種を矢板の畑にも蒔いています。
こちらは蒔いたのが4月1日。
確認したところ、塔立ちはまだしていません。
生育状況は順調で、垂直仕立てをし直しておきました。
結論
まだ決定的ではありませんが、蒔くのが早かったのはほぼ間違いないようです。
もしかすると、意図的に早めに蒔いたのかも知れませんが、蒔き時の読み違いだった可能性もあります。
いずれにしても、経験不足だけでなく、植物(野菜)の特性を十分に理解していないことは明らかです。
この本は、「野菜の垂直仕立て栽培」と併せて買ったのですが、字が細かくて専門的な印象だったのでなかなか読み込めませんでした。
コンパニオンプランツなどは頻繁にみているのですが、今回のように失敗をするとそれ以外も必然的に読むようになりました。
誰でも知りたいところだけにしか興味がわきませんが、なぜ失敗したのかと考えたとき、もっと詳しくなりたいとの願望が強くなってきます。
私も、野菜作りのレベルが少し上がってきたのかも知れません。
さて、次は何を作りましょうか。