今日は、キュウリが少し前から支柱を超えてしまっているので、ツル下ろし作業をしました。
垂直仕立て栽培では、キュウリはツルを垂直に誘引していくわけですが、成長に伴って支柱を超えるようになってきます。
そういった場合の対処として「ツル下ろし」があります。
ただ、私はこれまで放任でやってきたので、まだ「ツル下ろし」作業をやったことがありません。
1年目は見よう見まね、2年目はツル下ろしをするほど成績が良くありませんでした。
3年目の今年は非常に成長が早いため、すでにツルが支柱を超えてしまっています。
これは、だいぶ垂直仕立て栽培に慣れてきたということでしょうね。
ツル下ろしは意外と簡単
一番左側が「加賀節成きゅうり」、右側の2本が「四つ葉キュウリ」。
支柱は2.4mの物を使っているので、横棒までの高さは2.1mくらいあるはずです。
加賀節成キュウリは、写真で分かるように横方向にもかなり伸びてしまっているので、もう少し早くツル下ろしをすべきでした。
ここまで伸びてしまったので枝を整理することも考えたのですが、あまりに元気なので、とりあえずツルを下ろして先端を上向きにしました。
※ツルを折ったり、小さな実を落とさないよう注意が必要。
今は格好悪いですが、すぐに上向きに成長していくのでいずれ良くなるはずです。
倉庫前
ここは場所がイマイチなせいか、側枝がほとんど出ておらず単純に上に伸びているだけなので、麻ひもを外してずり降ろすだけでした。
しかし、これが基本ですから、要領が分かれば後は簡単。
本にあるように実がなっていないのがちょっと残念ですが、花はたくさん咲いているので、いずれ生りはじめるでしょう。
サンルーム前
使っている支柱は2.1m、やはりツルは大きく超えています。
ここも側枝はあまり出ていないので、作業は楽でした。
一応、手本通りの50cmくらい下げてみましたが、今の勢いだと1週間~10日に一度下ろすような感じです。
根元にぐるぐるととぐろを巻くようにして、支柱に固定をしました。
まとめ
今回のツル下ろしで気づいたことがあります。
それは、最初から何本で仕立てるかを考えておくこと。
側枝は、たくさん出るものと出ないものがありますが、垂直仕立て栽培では4本あるいは6本にするのが良いとされています。
たくさん出てしまった後から調整するのではなく、成長に応じてその都度本数を整える。
いかにも当然で簡単なことのようにも思えますが、実際は勢いよく出てきた芽を切るのはなかなか勇気がいります。
そのため、分かっちゃいるけどできていなかったわけです。
これがきちんとできるようになれば、また一つレベルアップできるはずです。