こんなニュースが飛び込んできました。

岸田首相が電気代の高騰対策をやると言うのです。

本気ですか、検討使さん?

それと、なぜ電気代だけなのか分かりません。

まさかこの程度で支持率を上げようなんて思っていませんよね。

ま、検討使と揶揄されているだけあって、その魔坂もあるかもです。

電気代軽減「実感できる形に」 岸田首相
2022年10月13日21時46分

 岸田文雄首相は13日夜、BSフジの番組に出演し、今月まとめる総合経済対策に盛り込む電力料金の負担軽減策に関し、「電力会社にお金を投入するのでなく、請求書を見た時によく分かる形にしないといけない。(国民に)実感してもらう引き下げを考えている」と述べた。
 自民党から30兆円以上を求める声が出ている経済対策の規模については、「去年とは桁外れの物価高騰にあり、国際的に景気が下振れリスクにさらされている。規模もある程度しっかりしたものにしないとメッセージが伝わらない」と強調した。

時事ドットコムニュース

この中で、「電力会社にお金を投入するのでなく、請求書を見た時によく分かる形にしないといけない。(国民に)実感してもらう引き下げを考えている」と述べた。

これまで政府は、ガソリンや灯油の高騰に対して石油会社に巨額の補助金をたれ流しています。

そのおかげか、石油会社は過去最高益でウハウハ。

こういうことを批判すると、必ずこのような擁護する記事が出てきます。

石油元売り大手3社が過去最高益 これって補助金のおかげなの?

この記事の最後にあるくだりですが、「過去最高益を出したからと言って、それは補助金のおかげであるとは言えないわけですね。」

だったらなんで補助金を出すのか、意味がないではないか。

大儲けしているところに補助金なんて聞いたことが無いですよ。

こんなバカなことをやらず、普通に考えてガソリン税を下げればいいだけの話でしょう。

石油会社だって、こんな面倒なことをやらされていい迷惑なのかも知れませんが、そこは中抜きしてもいいからなんて密約があるかも知れません。

でなきゃこんなバカなことはやらないでしょう。

そんな政府が、今度は電気料金の値下げをすると言いだしています。

今回は石油で批判されたから補助金としない、らしいですがどうするんですかね。

どう考えても、再生エネ賦課金を下げるとか、消費税を減税(一時ゼロ)くらいしないと国民が納得しないでしょう。

料金表をみても、再エネ発電賦課金と消費税を下げるのが一番簡単なはず。

それとも、燃料費調整分あるいは託送料金を国が負担するのか。

これだとすると、明細をごまかすことができそうな気がします。

やはり税金を下げるのが一番確実でしょう。

実際、電力会社は赤字で苦しんでいるわけではないし、税金を下げるだけなら手続きも簡単。

むしろ、消費が増えて利益が上がるのではないかと思います。

でも、岸田は税金を下げないでしょう。

国民から搾り取ったものは絶対に返さない。

これは安倍・菅と同じ、これが自公政権の本質です。(背後にいるのは財務省)

企業に対しては、補助金をくれてやるから政府の言うことを聞け!

これが権力の源なわけです。

さて、このように理不尽な政治を批判し続けている鮫島宏さんというジャーナリストがいます。

近著を購入して読んでみましたが、本物のジャーナリストと言えると思います。

YouTubeも積極的に配信しているので、ぜひ見ていただいて、この国をどうしていくのか一緒に考えてみませんか。

鮫島さんの動画は常に理路整然としていますが、今回はいつになく怒りが強いように感じました。

ま、こんなやるやる詐欺みたいな岸田政権には誰だって怒りが湧いてきますよね。

支持率が27%台になったのも当然でしょう。

いや、それでもまだ高い。

こんな無能で、やる気のない政権は潰すしかありません。