※本記事は、2018年6月28日に書いたものに加筆・修正したものです。

私が豆乳ヨーグルトを作るようになってもう12年になります。

作るきっかけになったのは東日本大震災の翌年で、当時は福島第一原発による放射能汚染で健康被害が懸念されていました。

そのため、乳酸菌培養の専門家である飯山一郎先生から、免疫力を高めて生き延びろと指導されました。

具体的には、まず米のとぎ汁乳酸菌を作り飲むことでした。

そして、乳酸菌づくりが上手くできるようになったところで、豆乳でヨーグルトを作る技術を教わったわけです。

豆乳ヨーグルトは、低カロリーで健康に良いとされますが、牛乳から作るものに比べ強力な乳酸菌でないと発酵しません。

ですが、米のとぎ汁で培養した乳酸菌ならそれができるわけです。

飯山先生曰く、米にいる乳酸菌は自然界で最も強いもので、胃酸に負けず腸まで確実に届くと言っていました。

福島第一原発の事故から10年後、今度はコロナパンデミックが起きました。

偶然なのでしょうか?

いずれにしても私たちには免疫力があり、これを強化していれば病気にも罹りにくいですし、仮になっても軽症で済むはずです。

病気の予防と称してワクチンを何度も打つことは、逆に免疫力を下げることになります。

そんな余計なことをせず、豆乳ヨーグルトを作って健康を維持しましょう。

(目次)

  1. 玄米(黒米)乳酸菌を作る
  2. 豆乳ヨーグルトの材料と比率
  3. 温度管理
  4. 保存と継ぎ足し
  5. 美味しく食べることが長続きのコツ
  6. うまく固まらない時は
  7. 秘密の豆乳
  8. まとめ

1 玄米(黒米)乳酸菌を作る

豆乳ヨーグルトを作るには、まず「米のとぎ汁乳酸菌」が必要です。

ただ、米のとぎ汁ではうまく発酵できなかった人も多かったため、のちに「玄米」で作る方法が標準とされました。

玄米なら何でも良いのですが、今回は栄養価の高い「黒米」がたまたま手に入ったのでこれを使います。

できれば無農薬のものが無難です。

無農薬米はちょっと高いですが、1合でいいわけで、健康を気にしているのですから安全なものを使いましょう。

(黒米乳酸菌の作り方)

黒米(玄米) 1合

黒米(玄米)、クズ米で問題ありません。

水  2リットル

黒砂糖 3% 60グラム

粗塩  1% 20グラム

以上をペットボトルに入れて振ります。

そのまま放置しておくと発酵し、一週間ほどでできあがります。

※発酵すると圧力が上がるのでフタはゆるゆるにしてください。もし、ペットボトルが膨らんできたらキャップを緩めるようにしてください。もし、パンパンに膨らんでしまったら、一気に緩めると一気に吹き出してしまうので、少しずつにします。

黒米乳酸菌 紫色がきれいです。

ペーハー(pH)は2~3の間でしょうか。

最初はまろやかな酸味ですが、次第に強烈な酸っぱさになります。

目には見えませんが、このように米には乳酸菌が沢山いるので、お米を毎日食べることは乳酸菌を食べていることになります。

玄米が健康に良いのは、乳酸菌の数が多いこともありそうです。

酸度の確認

2 豆乳ヨーグルトの材料と比率

では、この乳酸菌を使って豆乳ヨーグルトを作りましょう。

私は簡単だと思っているのですが、出来ない人が多いことも事実です。

その理由は分かりませんが、乳酸菌は生き物なので、ペットのように可愛がらないと言うことを聞いてくれないのではと思っています。(真面目に)

  • 豆乳(無調整) 9
  • 乳酸菌     1
  • オリゴ糖    少々

これらをガラス容器などに入れて、よくかき混ぜます。

左が黒米、右が普通の玄米の乳酸菌です。色の違いが分るでしょうか。

なお、発酵すると違いは分からなくなります。

※オリゴ糖(糖分)は乳酸菌の餌なのですが、入れなくても固まるときもあります。

3 温度管理

これまでの経験からしますと、乳酸発酵は25℃以上ないと活発になりません。

なので、豆乳をあらかじめ冷蔵庫から出して常温に近づけておきます。

急ぐ場合には、暖めても良いと思います。

私は使ったことがないのですが、ヨーグルトメーカーを使った方が確実かも知れません。

目安として、6月から10月あたりまでは1日で固まるはずです。

うまく固まったら、発酵した温度、かかった時間を記録しておきましょう。

冬に作る場合の参考になります。

ちなみに私の作るヨーグルトは非常にねっとりしたものです。

食感も滑らかで美味しいです。

最初から上手くできたわけではありませんが、やっているとできるようになりますから心配いりません。

今ではこの状態を基準に作っています。

発酵しすぎて緩くなったりした場合には、冷蔵庫に入れるタイミングを調整します。

4 保存と継ぎ足し

出来上がった豆乳ヨーグルトを、1/3くらい残して食べます。

そして、残ったヨーグルトに豆乳を追加し、よくかき混ぜます。

乳酸菌は微生物です、活動しやすいようにするのが目的です。

冬は冷蔵庫に入れる必要はありませんが、部屋が暖かいと過発酵の可能性がありますので、この場合は冷蔵庫に入れます。

いずれにせよ、発酵度合いを観察してください。

なお、発酵しすぎて酸っぱくなっても食べられます。

その方が乳酸菌が多く体には良いようですが、嫌な臭いがしたら廃棄すること。

腐敗菌が混じってしまった可能性がありますので、もったいないと思わず作り直ししてください。

5 美味しく食べることが長続きのコツ

以上のことをきちんと守れば、間違いなくできるはずです。

ただ、どんなに健康に良いものでも美味しくないのでは長続きしません。

私は豆乳ヨーグルトだけだと、どうしても飽きてしまうので、季節の果物でジャムを作ってトッピングしています。

イチゴジャム(プレザーブタイプ)
プラムジャム

他にもソルダム、梅、リンゴなどのジャムを作ります。

ジャムの作り方は、別の記事をお読みいただければと思います。

6 うまく固まらない時は

上手くできている人は読む必要ありませんが、それでもたまにトラブルが起こるので参考までに記しておきます。

もし、レシピどおりにやっているのに、シュワシュワで一向に固まらない。

そんなことがよくあります。

気温も高いのに発酵しない???

確かに悩んでしまいますよね。

そんな時は、乳酸菌を半分くらいにしてみましょう。

乳酸菌と豆乳

このまま一日くらい放置します。

たぶん固まらないので、乳酸菌を少し追加してみます。

すぐにドロッとしてきますから、よくかき混ぜます。

簡単に豆乳ヨーグルトになりました。

これはあくまでも想像ですが、乳酸菌が元気が良すぎて固まらない可能性が高いです。(過発酵)

まあ、相手は生き物ですから聞いてみないと分かりませんが。(笑い)

また寒くなると当然ながら発酵は弱くなります。

食べた後、豆乳を追加するわけですが、そのまま冷蔵庫に入れてしまうと固まりません。

なので、ある程度まで固まるまで常温に置いておきます。

ただし置き過ぎると、ここでも乳酸菌の元気が良くなり過ぎて酸っぱくなってしまいます。

固さのコントロールは経験して頂くしかないのですが、実際なかなか難しいです。

良く出来たときの状態とを比較して改善してください。

必ずうまく行くはずです。

できなくて諦めてしまう人が多いのも事実ですが、乗り越えると続けられます。

7 秘密の豆乳

最後に秘密の豆乳をご紹介します。

メーカーの宣伝になってしまうので、写真だけにしておきますが、これは凄いです。

普通の無調整豆乳でヨーグルトを作ると、継ぎ足しは一週間くらいで弱ってきてしまうのですが、この豆乳は違います。

ずっと連続して発酵し続けています。

何ヶ月でも、上手にやれば何年でも行けそうです。

なぜ?

大豆丸ごとだから?

そもそも間違って買ってきた豆乳でしたが、あえて使ってみた結果、このような事実が判明しました。

何気ないようなことにも思えますが、自然が循環しているように感じます。

なお、この豆乳はスーパーで普通に売っています。(200円前後/本)

まとめ

当たり前のことですが健康はお金では買えません。

しかし、今回の新型コロナに分かったように、多くの人々は感染が怖くて何度もワクチンを打ってしまいました。

ところが、副作用で死んでしまったり、重篤な副作用で苦しんでいる方が全国で何万人もいると聞いています。

こうなると、いずれ薬害訴訟に発展するのは必至です。

過去にもこのような薬害事件は何度もあり、その気の毒な被害者をみて、私自身が当事者にならないようにするにはどうするかを考えてきました。

未だ結論はでていませんが、少なくとも体に余計なものは入れてはいけないことは明らかです。

健康を維持するには、やはり体の仕組みを知り、日々努力するしかなさそうです。