昨日は19℃近くまで気温が上がりました。
しかも、このまましばらく天気が良くて暖かい日が続くらしい。
そうとなれば、少し早いような気がしないでもありませんが、野菜の種まきをしました。
例年よりも10日くらい早い感じでしょうか。
でも、しばらくは15℃を超える予想なので、寒さの心配はほぼないと言えるでしょう。
しかも、金曜日には少しお湿りもありそうですから、実に良いタイミングだと思われます。
家庭菜園向けの種
さて、今年は野菜の垂直仕立て栽培を始めて3年目。
種まきもだいぶうまくなってきたので、少しやり方を変えようと思っています。
固定種の種が欲しいので、野口の種からネットで購入しているのですが、そもそもプロ向けのためか一袋に入っている種の量が多いのが難点です。
家庭菜園のような小さな面積では、一シーズンで使い切れないことが多いです。
もちろん、きちんと保存しておけば翌年度以降も使えるでしょうが、下手をすると発芽しないこともありますから、できれば使い切りにしたいところです。
さて、今年は既に野口の種から新たな種を購入しています。
4月に入ると混んでしまい、手に入らなくなる可能性が大ですので、買う予定の人は急いだほうが良いと思います。
そんなわけで、野口の種からは、トマトやキュウリの種、カボチャなど比較的量の少ないものを購入しました。
世界一トマトと早生真黒茄子は昨年に使い切れなかったものを蒔きますが、八丈オクラと四葉キュウリは種取りをしてあります。
うまく発芽するか分からないので、とりあえずポット蒔きをして確認しておくようにします。
新しい種であればこのような心配はいらないので、できれば使い切りがあればと思っているわけです。
探してみると、やはりあるんですね。
全部固定種と言う訳には行きませんが、一袋100円で買えるサイトがあります。
長野県にある、信州山峡採取場と言う会社です。
ダイソーでも100円の種は売っていますが、種類が比較になりませんし、欲しい量が選べます。
スイカが286円となっていますが、もちろん100円もあります。(粒を少なくする)
トマトは粒が少ないので失敗はできないので2袋を購入。
他はそれなりに量はありますから家庭菜園では十分だと思います。
それから種とは関係ないのですが、クレジットカードに対応しているのも助かります。
野口の種の場合は、後払いで郵便局に振り込む必要があるので少し面倒です。
暖かい日差しの中での種まき
今回種まきしたのは、
・ミニ及び中玉トマト
・埼玉早生ピーマン
・みちのく早生丸茄子
・キュウリ(加賀節成)
・キャベツ
・たまむすめ2号蕪
垂直仕立て栽培をする前は、普通に苗を買って栽培をしていたのでかなりお金を使っていました。
それでうまく行けば問題はありませんが、病気とか虫にやられたりして思ったほどには収穫出来ていなかったように思います。
垂直仕立て栽培では直播を推奨しているのですが、やり始めたものの中々うまく行かないことも多々ありました。
ようやく、昨年の秋蒔きからコツが分かりかけてきたので、今回もうまく発芽するのではと期待しています。
すでにレタスを蒔いてみましたが、順調に発芽しました。
朝晩冷え込む中ですから、かなり技術的に向上したのではないでしょうか。
蒔いたのは、美味タスというリーフレタスです。
結球するレタスは難しいので、今回はこれにしました。(写真の上、真ん中)
発芽は写真では分かりにくいですが、丸で囲ったところです。
もちろん、朝晩は寒いので小さいビニール温室に入れて管理しています。
それから、培養土は高くつくので購入しませんが、コンポスト堆肥などを混ぜて作っています。
消毒に関しては、ホタテ貝殻焼成パウダーで消毒しておけばまず病気は出ません。
あと、乾燥しないようにビニールをかけています。
やはり、温度と湿度の調整が重要ですね。
それから、玉娘2号蕪はポット蒔きはできないので直播です。
これも不織布を掛けておけばたぶん大丈夫でしょう。
まさに小春日和の、暖かく気持ちの良い日に種まきでした。
いよいよ野菜の垂直仕立て栽培が始まりです。
野菜の垂直仕立て栽培は、種と支柱と麻ひもがあれば、病気もなく美味しい野菜が沢山獲れる魔法のような栽培法です。
食料危機で困らないよう、この技術をマスターしておきましょう。