1月7日午後10時41分ごろ、東京で震度5の直下型地震がありました。
電車が脱輪したり、水道管が破裂したりして大きな被害があったようですが、すぐに復旧して現在では大丈夫なようです。
しかし、大きな地震があると、すぐに脳裏に浮かぶのが原発です。
東京には原発が無いので、そこは大丈夫なのですが、他のニュースに紛れてこっそりと流れています。
伊方原発 冷却水ためるタンクの弁に不具合
10月08日 18時45分
四国電力は伊方原子力発電所3号機にある、事故に備えて冷却水をためているタンクの弁の一部に不具合が確認されたと発表しました。
このトラブルによる外部への放射能の影響はないということで四国電力は原因を詳しく調べています。
四国電力によりますと、伊方原発3号機で行っている定期検査で、7日原子炉格納容器内にある、事故に備えて冷却水をためているタンクから水を採取したあと、弁を閉めても完全に止まらない状態になったということです。
このため、別の弁を閉めて水を止めましたがおよそ10リットルが格納容器の外に出たということです。
ただ、四国電力によりますと水はすべて容器内で回収したため設備への影響はなく外部への放射能の影響もないとしています。
四国電力は、不具合が確認された弁を分解するなどして原因を詳しく調べています。
伊方原発3号機はおととし12月に定期検査が始まって以降、停止が続いていて、四国電力は当初、10月12日に原子炉を起動させる計画を示していました。
しかし、過去に緊急時の待機要員が無断外出した問題が保安規定に違反していたことが新たに判明したことなどをうけ、四国電力は、原子炉を起動する日程を見直すことにしています。
(転載終了)
記事では「冷却水ためるタンクの弁に異常」との見出しですが、本来なら「緊急事態、放射性冷却水が漏洩」くらいにしないといけない事故だと思います。
四国電力もそうだが、マスコミもまるで緊張感が足りない。
忖度しているのか。
この二つの記事を読んでも、緊張感がないのか技術がないのか分かりませんが、いずれにしても原発を運転する資格はないと思います。
そもそも再稼働するはずだったが
そもそも、こんな小さい電力会社が原発を持つことが疑問です。
少し前のニュースですが、再稼働延期になっています。
理由は、「緊急時の待機要員の無断外出をめぐる保安規定違反」だそうですから、とても話になりません。
こんな低レベルの会社が危険な原発を運転することなどあり得ない。
即刻、廃炉に向けた手続きを開始した方が身のためです。
いや、四国のためになります。
伊方原発3号機再稼働は延期へ
10月04日 21時01分
伊方町にある四国電力の伊方原子力発電所で起きた緊急時の待機要員の無断外出をめぐる保安規定違反を検証する愛媛県の専門家会合が、10月12日に開かれることになりました。
この日程は、当初、示されていた停止中の3号機の原子炉を起動する予定の日ですが、県などの理解を前提としている四国電力は、再稼働を延期する見通しになりました。
四国電力は国の規制基準で義務づけられたテロ対策などの施設の完成の見通しが立ったことなどから、現在停止中の伊方原発3号機の原子炉を10月12日に起動する計画をことし6月に示していました。
しかしその後、過去に緊急時の待機要員が無断外出した問題が保安規定に違反していたことがわかり、四国電力は9月、再発防止策を愛媛県と伊方町に提出した上で、原子炉の起動の予定を先延ばしする可能性を示していました。
こうした中、県は、再発防止策を検証する専門家会合を10月12日に開くことを決めました。
12日は当初の計画にあった原子炉を起動する日ですが、四国電力はNHKの取材に対し、「専門家会合などの場でしっかりと説明し、県や町の理解を得たうえで丁寧に進めてまいりたい」としたうえで、「12日としていた原子炉起動の日程を見直すことになる」と述べ、再稼働は延期される見通しになりました。
四国電力は、スケジュールについて改めて公表するとしています。
(転載終了)
実力ナンバーワンの東京電力が福島第一原発のみならず、新潟の柏崎刈羽原発の体たらくを見ればおのずと原発など使えないはず。
もはや人材もいないのでは
これだけ原発のイメージが悪くなると、そこで働こうとする人は当然ですが少なくなります。
いかに給料が良くても、危険だし、将来性もない会社なんてつまらない。
若い人なら、もっと良い職場を見つけたいと思うのは当然。
かくして、原発は老朽化と共に忘れられていく存在なのでしょう。
しかし、人間の思惑とは関係なく高レベルの核廃棄物を、処理できる技術が開発されるまでこの先何百年も管理していかなければならないのです。