今年は、野菜の垂直仕立て栽培が3年目に入ります。

初年度からキュウリが大豊作だったり、大玉スイカができて、驚きの連続でした。

しかし、2年目は勢い余って失速してしまいましたが、コツらしきものは分ってきました。

なので、これを確実にものにするため年初の抱負を書いておきます。

やはり目標を立てることは大事ですからね。

1 ナス・キュウリ・トマトの自給率を70%以上に

2 白菜・大根・キャベツの自給率を90%以上に

3 果樹の垂直仕立て栽培

4 まとめ

1 ナス・キュウリ・トマトの自給率を70%以上に

ナス・キュウリ・トマトは、家庭菜園ではなくてはならないもの。

できれば、買わなくてもいいくらいにしたいと思いますが、そうは世の中甘くはありません。

なんせ素人だし、ハウスも無ければ、日照も不十分で栽培条件は良くないのです。

そんな中で、沢山収穫しようすれば普通の作り方じゃ無理。

そこで垂直仕立て栽培です。

垂直仕立て栽培なら、

・狭い土地で多収が見込める

・無肥料栽培だから肥料の知識なしでOK

トマトの場合、夏の高温で実が着かず、たぶん一昨年の3割くらいしかなりませんでした。

キュウリは1/4くらいでしたが、ナスはそこそこ生りました。

倉庫のわきに植えた長ナスは2m以上になり、これには正直驚きました。

もちろん、肥料は施していません。

今年は最低でも5割、できれば7割を目指したいと思っています。

2 白菜・大根・キャベツの自給率を90%以上に

次に、白菜・大根・キャベツです。

これらは比較的うまく行っており、キャベツは現在でもたぶん7割以上の自給率と思います。

※今年はキャベツの苗は買いません。種から全てやります。

大根の垂直仕立て栽培は比較的簡単で、種を蒔く時期を間違わなければ良くできます。

白菜は、まだ完全ではないのですがようやく大きなものができました。

これもコツがつかめたので、今年はたぶんうまく行くはずです。

なので、今年は買わなくて済むよう頑張りたいと思っています。

3 果樹の垂直仕立て栽培

さて、果物にも垂直仕立て栽培は有効です。

半信半疑でやってみたら、デラウエアが植えて2年目で収穫という驚きの結果になりました。

やったことは、蔓をただ平行に縛っただけ。

これで美味しいブドウができてしまったのですから、さあ大変。

今年はさらに力が入りますが、すでに剪定をしました。

※これは巨峰で3年目です。

他にも、垂直仕立てでうまく行ったのがソルダム。

実が鈴なりでした。

残念だったのは王林。

植えて4年目で初めて実をつけ、これは何とかなるかなと言うところで、なぜか病気になってしまいました。

写真で見ても、もう一息だったことが分かります。

落下したものを食べてみましたが、ほんのりと甘く、確かに王林の香りがしました。

今年は定期的にホタテの水溶液を掛けたいと思っています。

※ホタテ貝殻焼成パウダーの水溶液は、天然の消毒剤として安全に使うことができます。

それと、カミキリムシにも注意ですね。

4 まとめ

野菜作りは楽しいけれど、出来が良くないとつまらないですよね。

手間をかけるのは当然としても、種や苗代、肥料・農薬・培養土などにも結構なお金がかかります。

手間とコストを考えたら、実は野菜なんて買った方が安上りなんです。

でも、垂直仕立て栽培に出合ってからは、お金がかからないので、なんにでも挑戦できるのが楽しいです。

野菜なら種、果樹なら苗木を買って植えるだけです。

あとは、垂直に縛って成長を見届けるだけです。

こんな簡単な方法が他にあるでしょうか。

たぶん、これからやってくるかもしれない食糧危機にも対応できるはずです。

種と土地があれば食糧生産ができるのは、よくよく考えなくても凄いことなのです。

肥料会社は困るでしょうけどね。

ぼちぼち、野口のタネに注文しなくては。