今年のリンゴ(紅玉)は、授粉樹の王林が花を咲かせなかったので、たくさん花が咲いたものの残念な結果になっています。

現在生っているのは2個。

これも収穫まで行くのか分かりませんが、頑張ってみたいと思います。

と言うことで、昨日はホタテパウダーの水溶液で消毒を行いました。

2度目の消毒

5月27日に1回目の消毒をしていますので、2度目となります。

リンゴの消毒には、このような殺菌剤を使うのが一般的ですが、私はホタテパウダーを水に溶いて使っています。

ブローダ水和剤

ホタテパウダーの水溶液は、pH13の強アルカリなのでカビなどの菌類には非常に高い効果があります。

また、天然素材なので人畜無害なのも嬉しいですね。

さて、紅玉についてはこのところ気になる症状がありました。

葉が黄色くなっているところがあり、落ちてしまっているのもありますから、もしかすると褐斑病かもしれません。

これは早めに消毒しておかないといけません。

なお、褐斑病とはどのような症状なのか確認しておきます。

蒸気のように、褐斑病はカビによるものとされているので、これまでの経験からホタテパウダーの水溶液は間違いなく効果があるはずです。

(水溶液の作り方)

水 1リットル

ホタテパウダー 1g

これを良くかき混ぜ、一晩くらい沈殿させた上澄みだけを使います。

※上澄みを使わないとスプレーヤーが目詰まりします

なお、大量に作っておいても劣化(酸化)しませんので、次回以降にも使えますから無駄になりません。

まとめ

懇意にしているリンゴ農家から聞いた話ですが、この褐斑病と言うのはかなり厄介なものらしく、年に2回は最低でも消毒しないとダメだそうです。

プロは生活が懸かっていますから、無農薬で栽培するのは大変な努力と勇気がいりますが、素人はうまくできなければ買えばいいので気楽です。

でも、今年は植えてから7年目、そろそろ立派なリンゴを見たいとも思っていたのですが来年までお預けのようです。