今年のトマトは不作だった。
全く獲れなかったわけではないが、昨年に較べたら半分もいかない。
原因は今年の異常な暑さだったようにも思えるけれど、実際のところ良く分からない。
樹だけはやたらと大きくなったものの実は少ししか生らなかった。
しかし、そんな中で1本元気にたくさん生らせているのがある。
これは矢板の圃場(と言うほどではないが)に植えたもの。
あまり良い苗ではなかったし、植えたのも遅かった。
まして、この場所は昨年の暮れに起こした場所で、肥料も何も入っていない。
一つ言えることは、暮れにスコップで掘り起こして冬を越したことだ。
確かに土の状態はサクサクで良かったとは思うが・・・
この場所の隅に植えたのは単に苗が余っていたから。
ハッキリ言って、少し生ってくれれば御の字だった。
8月まではパッとしなかったが、9月に入ってからどんどん成長するので、支柱を2.1mの支柱に変更した。
しかし、1週間に一度しか来ないのでその間にどんどん成長してしまう。
新しい枝も旺盛に伸びるので、いまやジャングルのようになってしまっている。
とっくに2mを超え垂れ下がっているし、これでは実を取るのもかき分けないといけない。
そろそろ霜が降りる可能性もあり無駄かもしれないが、それでも支柱で枝を起こしておいた。
凄い数の実が生っているので、作業中にだいぶ落としてしまった。
もったいない。
こんなにたくさん生っているのに、もうすぐ冬とはつくづく残念。
トマトも同じ気持ちかも知れないね。
苗の冬越し
さて、このトマトはワーンミニトマトと言う変わった名前。
在来種なのでF1と違い種取りもできる。(野口の種で購入)
いまから種取り用のものが確保できるかどうか分からないが、赤く熟したものがあったら確保しておこうと思う。
それと、このまま冬越しができないものか。
ナスができるならトマトだってできそうな気がする。
しかし、冬越しの方法を検索すると挿し木ばかりがでてくる。
確かにトマトは節からすぐに根が出てくるので挿し木は簡単なようだが・・・
ま、どちらもやってみましょうか。
そして、越冬場所はこの倉庫の中。
家の中に置くのは無理ですからね。
凍らないよう保温をしっかりすれば大丈夫なような気がしています。
昨年のやサトイモ(親芋)の保管では全く問題はなく、手前のように立派というほどではありませんが良くできています。
いずれにしてもダメ元でやってみましょうか。