今年のニューメロンも最終盤となりました。

定植後にいろいろとトラブルがあり、かなり出遅れたものの何とかなりそうな状況です。

ただ、3本植えた内の1本が枯れ始めたので一昨日、実を収穫しました。

なぜ急に枯れたのかは不明ですが、大きい実が1個ついていたのでこの暑さは負担だったのでしょうか。

収穫したものはやや小ぶりでしたが、量ってみると436gと標準(300g)よりもかなり重いです。

色もかなり黄色くなっていますので、追熟すればたぶん大丈夫かと思います。

ただ、1本に1個ですからもう少し大きくなっても良さそうなのですが・・・

株ごとに大きな差が出たのは何が原因?

さて、今回一番収穫できそうなのは、3本の内の真ん中の株です。

ツルの伸びも旺盛で、少し前に大きいものを1個収穫していますが、現在でも5個もなっています。

どれも大きくなりそうなので、ネットを被せて落ちないようにしています。

あまりに蔓が伸びていくので、支柱では間に合わず窓の桟に添わせますが、ここにも2個なっています。

全部で6個、ちょっとなりすぎかも知れませんね。

そして、左側の株については、真ん中の株が成長著しいために、垂直仕立てを諦め水平仕立てにしてあります。

当初は順調だったものの、途中で虫にやられてしまい、蒔きなおしたので大きく出遅れてしまいました。

茎が細くなんとなく頼りない感じです。

小さいのが1個なっていますが、果たしてどうなるでしょう・・・

このように、株ごとに大きく差がでました。

同時に種を蒔き、より良い苗を植えたにも関わらずです。

来年は失敗したくないので、ここで問題点を明らかにしておきたいと思います。

1.植えた時期

4月下旬から苗づくりを始め、5月28日に定植しましたが、これは適切であったと思います。

2.苗か直播か

今回は苗を仕立てましたが、直播の方が面倒なく確実な感じがします。

5月の連休明けに直播がベスト?

3.株の間隔

40cmは狭すぎました。

本の中でも「60cm間隔で」、と書いてありますから、この場所では2本が限界でした。

4.初期成育

今年はニューメロンに限らず、ほかの野菜でも初期成育が非常に重要であることを強く感じました。

これが不十分だと、途中で生長が止まっってしまったり、実をあまりつけないで終わってしまう可能性が高いような気がします。

そのため、株が小さく葉がまだ柔らかいうちは、徹底して寒さや風、そして虫から守る方法をとるべきと思います。

5.ビニールマルチ

今年は草マルチを主体にやってきましたが、効果はいま一つでした。

やはり、ビニールマルチは最初面倒ですが、土壌水分が安定していることや、草が生えにくく夏場の管理にが楽です。

そして、安定した成長が見込めると思われます。

6.栽培する場所

今年は風当たりが少ない場所を選びましたが、日照は午後からなのでもう少し良い場所があればベストです。

ただ、ほかに候補がないのが残念なところです。

7.誘引

今回、順調に育つと蔓が5mにもなることが分かりました。

ただ、そのような高い支柱はありませんから、蔓下ろしも考えないといけないかも知れません。

水平仕立てなら一方向に誘引するのですが、面積がかなり必要なので我が家ではまず無理です。

まとめ

以上のように、ニューメロンは1本だけまずまずの成績を収めることができそうです。

来年はこれをステップにして、高級メロン(サンライズ)に挑戦しようと思っています。

どうせ作るなら、少しくらい難しくてもより美味しい方がいいですからね。