梅雨の真っただ中ですが、今日は曇りから午後は晴れ間も出てきました。
やはり太陽がでると気持ちが良いですね。
さて、今年もトマトは大玉・中玉・ミニと3種類作っています。
昨年の大玉は、順調に生育したものの実があまり生らずがっかりでしたが、中玉とミニトマトは豊作でした。
この違いが何かはまだ理解できていませんが、今後も色々と試してみたいと思っています。
また、昨年は直播しかしなかったので、苗を早めに仕立てています。
仮に苗が失敗しても直播でいけますし、順調だったら早めに収穫できるわけです。
大玉トマトは難易度が高い?
大玉トマトは難易度が高いとよく言われます。
理由は、品種改良されたものだからだそうで、特に最近の物は雨よけでないと実が割れてしまうようです。
私が作っているのは「世界一トマト」で、露地栽培に適していると言われる品種です。
4月に種を蒔き、5月の連休過ぎに定植をしました。
ところが、植えた場所が悪かったのか成長が悪く、このままではだめだと思いこの場所に引っ越しました。
しかし、それでも元気がでません。
※根元の竹は、起き上がるための枕です。
そのため、以前に自然栽培の農家さんから教えてもらったトマトの植え方をやってみました。
それは、苗を斜めに植えるものです。
トマトは、茎の部分を埋めるとそこからも根が出てきて丈夫に育つのだそうです。
結果はどうなるか分かりませんが、かなり起き上がってきたので支柱に固定をしました。
ここからは垂直仕立てになります。
うまく行ってほしいですね。
中玉・ミニトマトは作りやすい
大玉トマトに比べると、中玉とミニトマトはかなり順調で、やはり難易度が全然違います。
同じように種を蒔き、育ててもこの差は何とも言い難い。
これはミニトマトで、大玉と比べても断然大きく育っています。
そして、すでに実も付けていますから、もうすぐ食べられます。
また、ここは日当たりが午後からなのに、病気らしきものも出ていませんし、虫にも喰われていません。
この場所はこれまで何を作ってもダメなので、さほど期待していませんでした。
もしかすると、土の状態が良くなっているのかも知れませんね。
そして、前庭のサンルーム前の中玉トマト。
ミニトマト以上に大きく育っていますし、やはり実を着けていますからこちらも楽しみです。
垂直仕立て栽培、恐るべし!
もうすぐ支柱を超えてしまいそうな勢いなので、そうなったら2.1mのものに交換します。
中玉トマトは、食べやすいうえに食べ応えも十分ですから、仮に大玉がダメでも中玉が良ければと思っています。
鉢植えの垂直仕立て栽培はどうなる
さてさて、ミニトマトの苗が余ったのは鉢植えにしてあります。
地植えに比べ、やや細身ですが結構大きくなっています。
肥料は生ごみたい肥を入れてありますが、追肥をするかどうか検討中です。
垂直仕立て栽培の鉢植えは、本には記載がありませんが、やり方はありそうな気がします。
違いは地面か鉢だけなので、根の張り方が大きく違うことは容易に想像できますが、それをどのようにすればいいのかは実験しないと分かりません。
いずれにせよ、大地は偉大なことだけは分かります。
直播は芽が出たばかり
ところで、大玉の世界一トマトがイマイチなので10日ほど前に直播をしました。
場所はカブの後です。
すでに発芽していますが、虫にやられないようペットボトルで夜間は保護しています。
間には、コンパニオンプランツとして枝豆を蒔いてあります。
ここは午前中の日当たりが良いので、たぶん良くできるのではと期待しています。
しかし、ここは斜面なので、2m以上になったらちょっと困ったことになりますね。
垂直仕立て栽培は食糧危機に対応できる
最後に、トマトの直播は特に難しいものではないのですが、狭い畑では栽培野菜のローテーションが難しいわけです。
そのため、蒔きたいときに場所が空いていないことがありますが、苗を先に作っておけば空くまで待つことができるわけです。
昨年から苗づくりを始め、まだまだ上手とはお世辞にも言えませんが、かなり打率は上がってきています。
今回は余分に種を蒔きましたので、芽が出なかったものがありましたが十分な数は確保できました。
ただ、たくさん苗が余ってしまうと捨てるのがもったいなくなりますが、色々と考えているうちに意外と何とかなるものです。
ここは、レタスを収穫した後にトマトの苗を植えました。
ただし、こうなるとトマトを作りすぎの嫌いはあります。
でも、トマトなら買うと高いので、貰ってくれる人はいくらでもいるので心配はしていません。
私がくどいほど垂直仕立て栽培をおすすめするのは、これから起きるかもしれない食糧危機にも、種と土地があれば対応できると思うからです。
この栽培法は、肥料は必要なく、種と支柱と紐があればいいのです。
簡単ですよね。
もちろん、コオロギなんて食べなくてもいいんです!