トウモロコシはまっ直ぐ上に伸びるので、支柱を建てて垂直仕立て栽培をする必要はないと思っていますが、実際はどうでしょうか。
気になるところです。
最初(2022年)に作ったときは、支柱を建てて紐で誘引していました。
土手の一番下に作ったので、まさかうまく行くとは思っていなかったのですがそこそこうまく行ってしまいました。
実は少し小ぶりでしたけれど、ずいぶんと簡単にできるものだと思いました。
垂直仕立て栽培恐るべし!
しかし、昨年は矢板の畑で作ったものの全くうまく行きません。
同じようにやってもうまく行かない、これは何が違うのか。
今年は作るのを諦めていたところ、ライ麦とクリムソンクローバーの後に種を蒔いてはどうかと考えました。
これらはいずれも窒素を固定するので、肥料分が無い場合でもうまく行くのではと思ったからです。
しかし、そこは畝と畝の間、通路ですから固く締まっているのでダメもとで蒔きました。
7月20日現在の状況
そんな環境にもかかわらず、このところ急に大きくなってきました。
良そうに反して、ここまでくるとかなり期待できるのではないでしょうか。
トウモロコシは他家受精とされるので、雄花を切って人工授粉しました。
雌花もけっこう立派なのが出てきています。
葉も艶があり元気そのものです。
支柱を追加してみる
さて、少し気を良くしたところで、まだ小さい株に支柱を建ててみることにしました。
更に成長を促せるのではとの期待からです。
これも畝の間で、クリムソンクローバーがあったところ。
なかなか大きくなりませんでしたが、このところの暑さと湿度のせいか急激に大きくなっているような感じです。
つぎに6月5日に蒔いたトウモロコシ。
スイカの蔓に隠れるようにあるので、踏んづけてしまわないように支柱を建てておくことにしました。
さらに6月27日に蒔いたものは非常に好調です。
さすがに畝間よりも排水が良く、ポリマルチによって保水も効いているのでしょう。
いずれにしても、期待は全くしていなかったので、予想外の展開になっています。
まとめ
トウモロコシは成長が早いので、もしかすると自然栽培で行けそうな気がしないでもありません。
しかし、垂直に仕立てることで更に成長が促進されるような気がするのです。
他の野菜でもそうですが、垂直誘引に慣れてくるとどこをどう縛れば良いのか次第に分かってきます。
トウモロコシも、風で揺れないように初期段階で支柱を建てるのは間違いなく有効だろうと思います。
問題は、どのタイミングでやるのか。
結果を見ていきましょう。