昨夜から雨が本格的に降っていますが、このところ良い天気が長続きせず、やはり春の天気だなと思わせる今日この頃です。

昨日は一時雨も降りましたが大したことはなく、ようやくソラマメなどがだいぶ大きくなってきたことから垂直仕立てを開始しました。

4シーズン目となる今年は、作業に慣れたせいもありますが、昨年までとは出来が違うことを実感しています。

1 ソラマメ

2 サヤエンドウ

3 ニンニク

4 玉ねぎ

5 まとめ

1 ソラマメ

まずソラマメです。

昨年もかなり出来が良かったのですが、今年もかなり良い状態です。

垂直仕立てのやり方については、今回から麻ひもから支柱に変更し、写真のよう長い支柱を使って組みました。

調整は、背丈が大きくなったら上にずらしていくようにします。

麻ひもは、畝が長いと途中に支柱を建てなければうまくできないので、この方がやり易いはずです。

なお、発芽にバラツキが大きいですが、葉の色も良いのでいずれ追いついてくるでしょう。

ソラマメは自家採種の種を使っているのですが、特にこの株だけ特に大きくなっています。

優良株のようなので、大事に育て来年の種にしたいと思っています。

しかし、同じように見えてもこれほど差がつくものなのですね。

驚きました。

2 サヤエンドウ

これはスナックエンドウです。

少し前にポリマルチをしておきましたが、こうしておくと草が生えないのでやはり楽ですね。

そのせいもあるのか、順調に伸びてきたので今回は剪定枝を根元に挿し、ネットを張りました。

次の写真は普通のサヤエンドウです。

今回は剪定枝を根元に挿しておきましたが、来週にはもっと伸びているでしょうから、こちらもネットを張る予定です。

種は、昨年の出来の良かったものを種取りして使っていますが、心なしか出来が良いように思われます。

これも楽しみですね。

3 ニンニク

次にジャンボニンニクです。

昨年は普通のニンニクも植えたのですが、あまり大きくならなかったので今年はこれだけにしました。

ニンニクは我が家ではさほど需要はないのですが、それでもカレーや野菜炒めなどでは使いますので無いと困ります。

買うと高いですからね。

いずれにしてもニンニクは失敗したことはなく、特にこのジャンボニンニクはとても大きくなります。

今年も間違いなく大丈夫でしょう。

ちなみに傍にあるのは苺(宝交早生)ですが、ニンニクと相性が良いと言われますので植えてあります。

また、苺の自然栽培もやってはいますが、味が今一つなのでここでは垂直仕立て栽培を行います。

果たして味の差が出るのかどうか。

4 玉ねぎ

昨年の玉ねぎは小玉しかできませんでした。

捨ててしまおうと思ったのですが、ポトフにしてみたら非常に美味しく食べることができました。

でも、やはり今年は何とか大きくしないといけません。

ということで、うまく行かなかった苗づくりをきちんとやった結果、現状は非常に良好に推移しているようです。

垂直仕立てには、現在麻ひもを使っていますが、今後は保温パイプも使っていきます。

なお、ここは全部玉ねぎの予定だったのですが、苗が不足してしまったので、余っていたソラマメを蒔きました。

いずれも順調です。

5 まとめ

私は農家の長男として生まれ、農作物を作るのに肥料や農薬を使うことを子供のころから見ていたわけです。

しかし、中学生のころにはそれを疑問に思ってもいました。

あるとき父に、あそこの田んぼには肥料を使っていないようだがなぜか、と聞いたことがあります。

答えは、肥料(堆肥など)を使うと稲が倒れてしまうからだと言うことでした。

つまり、その田んぼは非常に肥沃で、肥料が必要でないのだと。

なぜ肥沃だったか。

毎年川が氾濫し、土砂が入り込むからと父は分析していたようです。

でも、それが正しかったのかは分かりません。

それから半世紀以上経て、「野菜の垂直仕立て栽培」を知ることになります。

それは私が考えていたこととは全く異なり、植物は自らのホルモンで育ち、肥料を与える与えないは全く関係がないものでした。

これは、これまでの常識からするとどうにも理解しがたいわけですが、実際に垂直仕立て栽培を3年もやってみるともはや否定のしようもありません。

今、日本だけでなく世界の歴史を改めて勉強すると、これらがいかに捏造されたものであるかを知ることになります。

作物の栽培も同じで、肥料も農薬も使わずに本来はできるのですが、大資本の戦略に私たちは踊らされているのです。

常識を捨てて、野菜を垂直仕立てで栽培してみませんか。

大丈夫、3年もやればうまくできるようになります。

目覚めた人から始めましょう!