我が家の東側には、夏の日陰を作るためにスモモや柿など果樹が数本植えてあります。
中でも、プラムはジャムを作りたいので3本植えてあります。
ところが、これがなかなかうまく行きません。
最初に植えたのはソルダムで、実があまり着かず、また剪定が悪かったようで枯れてしまいました。
そのため、5年前にサンタローザとシュガープルーンを新たに購入して植えたのですが、シュガープルーンはやはり根付かずに枯れてしまいました。
一方、サンタローザは3年目から実がたくさんなるようになりました。
これで一安心と思いきや昨年は激減、今年は全くなっていないようなのです。
もしかすると、小さな実が葉っぱに隠れているのかも知れませんが・・・
なぜ不作なのか
いずれにしても今年は不作なようなので、来年のためにきちんと調べておきたいと思います。
ネットで調べると、こんな投稿が見つかりました。
10年以上たちますプラムの樹が3本ありますが毎年花が咲きますが実が付きません何が原因でしょうか よろしくお願いします
(回答)
ベストアンサー
「受粉樹が必要ですよ」と当然なご回答ばかりですが、3本も同じ種類を植えるはずが無いような気がします、受粉樹が必要なことははるか昔からの常識ですから。 私は常識どおりソルダムとサンタローザを近づけて植えていますが、放っておいたら全く受粉しません。 やむなく花を千切って人工受粉を毎年行っています、花と花を合わせてクルクル回し、10個ぐらいに使ったら新しい花に替えています。 真面目にクルクル回しをしたところにはたくさんの実がつきますので、人工受粉の効果で実がついたものと思います。 我が家のプラムは蕾が大きくなって開花間近です、今年もクルクル回して受粉させますが、それにしてもこれほど受粉し難いとは思いませんでした。 毎年のことですが梅にはミツバチが集まって受粉の心配がないのですが、プラムを見ているとミツバチが寄ってきていないですね、香りが少ないのかなぁ。
この回答では、ソルダムとサンタローザを受粉樹として植えておくだけではダメで、人工授粉が必要だと言っています。
私もサンタローザ(写真右)を植えていますが、これだけで一昨年(3年目)は30個くらいなりました。
説明書にも受粉樹は必要ないと書いてありますし、実際にもなっています。
しかし物事はそう簡単ではないようで、昨年は花がたくさん咲いたものの10個程度と1/3に激減してしまいました。
これだけ咲いても受粉がうまく行かないなんてあるのでしょうか。
冷静に考えると、受粉がうまく行く時と行かない時がありそうです。
なお、昨年は小さな実はたくさん着いたのは確認していますが、そのほとんどは落果してしまいましたから、さらに他の原因も探ってみたいと思います。
質問
プラム(果実)が 木では完熟せず 硬いまま落下します、柔らかく完熟させる方法を 教えて下さい お願いします
プラムが完熟する前に落ちてしまうんですね。 プラムは果樹の中でも、生理落果が多い傾向にあります。 落果の主な理由は、栄養不足・日照不足・受粉不良などです。 スモモの品種はわかりますでしょうか。 ニホンスモモは一つの節に花芽が3個できるので、養分の消費が多くなり、半分以上は落果すると言われています。 3割くらいであれば合格ラインと思いますが、それ以上に落果する状態でしょうか。 それであれば、栄養不足を解消してあげることで、落果を減らすことができると思います。 栄養不足の解消法として… ①お礼肥えを適量与える 実を付けるときに体力を使うので、疲労回復した株に感謝の意味を込めて、果実の収穫後に肥料を与えてください。 窒素肥料が多すぎると実よりも葉の充実に栄養を使ってしまうので、与える肥料のNPKの割合に注意しましょう。 収穫後の秋と、花が付き始める頃に肥料を適量与えてください。 ②剪定しすぎず間引き剪定にとどめる 強めに剪定してしまうと、枝や葉の充実に養分を使ってしまうので、さらに落果が増えてしまいます。 枝の混みあっている部分を間引き剪定すると、日照不足も多少は改善できると思います。 どの段階で落ちるのかわからないので何とも言えないですが、実が小さいうちに落ちてしまう場合は受粉がうまくいっていないからかもしれません。 受粉不良や実が付く数が少ない場合には、開花時期や相性のあう別品種のスモモを近くにもう一本植えるといいです。 スモモの他、梅やアンズ等を近くに植えることでも実つきがよくなります。 私たちも会社の屋上で果樹を栽培していますが、梅とプラムの開花時期があっているので、実つきは非常によいです。 美味しい実は鳥によく食べられるので、ネットなどで鳥害の予防をしておくこともおすすめです。 受粉がうまくいってる場合は、実の数が多すぎて栄養が足りないために落果ということも考えられます。 その場合は、実と実の間隔を握りこぶしくらいあけて、半分くらいの実を摘んでしまうと、残りの実に栄養がまわっていいと思います。
この回答では肥料不足が挙げられています。
一般的にはそうなのでしょうが、施肥をしていなくてもたくさんなることがあるので、必須とまでは言えないと思います。
となると、やはり受粉がうまく行く方法を考えた方が確実な気がしてきました。
実が小さいうちに落ちてしまう場合は受粉がうまくいっていないからかもしれません。 受粉不良や実が付く数が少ない場合には、開花時期や相性のあう別品種のスモモを近くにもう一本植えるといいです。 スモモの他、梅やアンズ等を近くに植えることでも実つきがよくなります。
今年の場合、サンタローザと梅の開花時期はほとんど被っておらず、サンタローザは梅が咲き終わったころに咲いたと記憶しています。
なので受粉がうまく行かなかったののかも知れませんが、サンタローザは授粉樹が要らないはずなので、底がよく分からないわけです。
授粉樹の追加
と言うことで、これが原因だということは分かりませんでしたが、サンタローザは自家受粉するものの、何らかの原因で受粉がうまく行かないこともありそうです。
なので人工授粉をした方が確実なことが分かりました。
しかし、木が低ければそれもできますが、我が家のように土手に植えてある場合にはかなり難しい。
梯子を使うのはかなり危険です。
次善の策としては、授粉樹になる種類をたくさん用意すること。
偶然ですが、収量を増やすために大石早生とソルダムを2年前に植えてあります。
ソルダムは今年少し咲きましたし、大石早生は来年には花が咲くのではと思います。
※写真左側が大石早生、右がサンタローザ。
こちらがソルダム。
支柱で垂直に仕立てていたらものすごい勢いで伸びたので、昨年末にかなり剪定をしています。
最後に、大石早生の挿し木。
これは枯れたときの保険と、鉢植えは移動できるので授粉樹として立派に役立つのではと思っています。
挿し木は、失敗を何度も経験してずいぶんとうまくなった感じがします。
先日伐採した南高梅も挿し木をしたのですが、3本の内2本が芽が出てきました。
これも同様に、鉢植えで楽しみつつ、授粉樹としても活用できたらと思っています。