ブロッコリーは、過去3回作ってはみたもののあまり良くできなかったので、今回はスティックブロッコリーにしてみました。
スティックブロッコリーが難易度が低いわけではないのですが、食べやすそうなのと、何となく作りやすいのではと思ったからです。
それが功を奏してなのか、かなりうまく行きました。
スティックブロッコリーなのに、普通のものとあまり違わないほど大きくなっています。
青虫の被害は、不織布を掛けておいたのでほぼやられていません。
それにしても立派です。
横から見ると、やはりスティックブロッコリーですね。
切り取ってみると、横からすでに新しいのが出てきています。
今夜は、トマトとブロッコリーのサラダです。
まとめ(成功した要因を整理)
垂直仕立て栽培がうまく行った要因について、忘れないよう整理しておきます。
1 定植したらミニ行燈で保護する(直播はホットキャップ)
初期の生育が肝心なので、保温と風よけのために、ミニ行燈をしたのが非常に効果的だったように思います。
なお、直播の場合はペットボトルを利用したホットキャップをしておき、大きくなったらミニ行燈に替えていくようにします。
2 ミニ行燈を超えてきたら支柱を建て垂直誘引
大きくなったら、速やかに支柱を建てて垂直誘引します。これにより成長の度合いが高まります。
3 虫よけを行う
垂直仕立て栽培は、植物ホルモンの作用で虫があまり寄り付かないとされますが、今回は念のため不織布を掛けておきました。
ただ、僅かの隙間からモンシロチョウが入ってくるので、一日1回は確認しておくと被害に遭わずに済むようです。なお、産み付けられた卵は刷毛で落としました。
4 ポリマルチで土壌水分を安定させる
ブロッコリーを作った場所は、斜面で乾燥しやすいためポリマルチをしました。
平らなところならさほど神経質にならなくても良いと思いますが、土の乾燥の度合いを良く観察して適宜潅水します。
以上ですが、栽培とは別に、斜面での栽培には足場をきちんと確保しないとやりづらいことを痛感しました。
不安定な姿勢を強いられるので、作業がきついです。