垂直仕立て栽培でうまく行かない野菜はいくつかあって、その中でカブはあまり良くできなかったものの一つです。

ところが、昨年の秋からは普通にできるようになりました。

うまく行かなかった理由を考えてみると、私の場合はどうも水分の不足だったようです。

カブの垂直仕立て栽培は、写真のように密植にして、葉が隣同士で上向きに立つようにするだけで育つとされます。

しかし、うまく行かない。

なぜ?

もしかして、作っている場所が斜面乾燥しやすいのでは?

と、乾燥しないように水やりをしたところ、あっさりうまく行きました。

こうして、うまく行かない原因が分かったので、隙間があれば「時なし小かぶ」を蒔いています。

コマツナよりも葉が柔らかいので、漬物にもみそ汁にも重宝しますからね。

今回はこんな場所です。

右はこれからピーマンとか植えますが、隣のわずかなスペースに蒔きました。

筋蒔きして、覆土して、軽く鎮圧して終了。

発芽するまでは不織布で覆っておきます。

湿度を一定に保てるだけでなく、風雨にも晒されない方が発芽しやすいはずなので欠かさずやっています。

今回蒔いたのは小カブですが、小カブと言っても放っておけばそれなりに大きくなるので、間引きしながら次々と楽しめます。

追記(2024.5.22)

投稿後5日目の収穫。

気温も高いので大きくなるのも早いですが、葉っぱがだいぶ虫に喰われています。

今後は防虫ネットをするようにしますが、今回は我慢。

カブ自体は非常にきれいで、漬物だけでなく、みそ汁にしても美味しいです。

これまでの経験から、スーパーなどで買ったものは滅多に美味しいものに出会えません。

筋が入っていたり、硬かったりするので、美味しいカブを食べたいと思ったら作るしかないと言うのが私の考えです。