イチゴ(宝交早生)がようやく赤く色づいてきました。
促成栽培されているものはそろそろ終わりですが、自然に作ると今からです。
私の場合は、栽培というよりもほったらかしですが・・・
最初は垂直仕立て栽培をやっていたのですが、場所が確保できないことや、ちょっと手間がかかりすぎるので止めてしまいました。
自然栽培でイチゴもつくれるの?と疑問を持たれる方も多いと思われますが、実際にできるようです。
私はこういった楽な栽培法は大好きで、うまく行かなくても全く気にしません。
間違ってうまく行ったら痛快だし、お金も苗代だけですからね。
品種は何にしようかと迷ったのですが、無難な宝交早生を一昨年(2021年)の秋にメルカリで購入しました。
定植した翌年(2022年)の春はいくらか実がなりましたが、残念なことにハクビシンらしき動物に食べられてしまいました。
今年は順調に苗も増えて、元気も良さそうなので期待はしていました。
イチゴの場合は、親株から出た子株を使って栽培しますがそんなことは一切やっていません。
何もしない、まさに自然の成り行きでやっているわけです。
そして、ぼちぼち実が赤くなってきました。
5/14撮影
摘花はしていないので実は小さいですが、今年は様子見なので、あまり余計なことはしません。
不思議なのは、イチゴの間にゲンノショウコがやたらと生えること。
相性が良いのか悪いのかも不明ですが、抜いたりなどはせず、イチゴに被さった部分だけをハサミやのこぎり鎌などでカットして影にならないようにしています。
葉っぱの勢いも良いですし、肥料もやらないのに結構なっています。
宝交早生というのは野生に近いのでしょうか。
一粒食べてみましたが、甘みも酸味もいまひとつ。
まずいわけではありませんが、とちおとめに比べるとかなり差があります。
まだ少し早いのかも知れませんね。
ところで、宝交早生という品種は、我が家では1970年のころまで栽培していました。
当時はトンネル栽培で、栽培にかかる期間が長いわりに収穫期間が短いため、あまり収益は上がらなかったようです。
当時の味は思い出せませんが、もう少し美味しかったと思います。
売り物ではないので、とりあえずたくさんできたら良いと思っています。