一昨年からアスパラを垂直仕立てで栽培をしています。

植えた場所が、日当たりがさほど良いわけではないので期待はあまりしていませんでしたが、昨年は思いのほか収穫できました。

ほかの野菜でもそうですが、アスパラでも垂直仕立てにすると成長が早くなるのは間違いないですね。

肥料を与えないのですから、普通は細いものしか出てこないはずなのに、けっこう太いものが収穫できるわけです。

しかも、後からどんどん出てくる。

ただ2年目であったので、あまり収穫してしまうと来年に影響があると思い途中でやめましたが・・・

そのせいかどうか分かりませんが、本数もたくさん出て背丈が2m以上になりました。

今年は4月早々から芽が出てきていますが、昨年は4月中旬以降だったような気がします。

太さもまずまずで、ことしはさらに収穫量が増えそうです。

桃の芽がでました

さて、うれしいことがもう一つ。

昨年の秋に蒔いた桃の種(川中島)が芽を出したのです。

一昨年の秋に蒔いたものは寒さで枯れてしまったのか、芽が出ませんでしたが、今年はついに出たわけです。

桃は高価なので滅多に食べられませんけれど、自分で作ってしまえばお金はかからないわけです。

そんなわけで、スーパーで買った桃の種を蒔いて、実生から育てようとやっています。

ここまでくれば、あとは何とかなりそうです。

とりあえず、秋まで鉢植えで育て、順調なら地植えにしたいと思います。

桃栗3年と言いますから、うまく行けばさほど年数はかからないはずです。

垂直仕立ては果樹でも効果が大きい

果樹に関しては、プラムや柿・梅などで垂直仕立て栽培でやっていますが、その効果は野菜と同様に非常に顕著なものがあります。

昨年までのプラムは、植えてから5年以上、実をつけるどころか花も咲きませんでした。

ところが、垂直仕立て栽培を応用した剪定をしたところ、翌年には盛大に花が咲き、実も鈴なりとなったのです。

今回も12月に剪定を行った結果、昨年以上に花がびっしりと咲きました。

こうなると、よほどのことがない限り大豊作は間違いなさそうです。

ただ、YouTubeなどにアップされている剪定の方法とは全く違いますので誤解のないようにお願いします。

あれは、一般的な肥料を使った剪定法です。

<垂直仕立て栽培は肥料を使いません>

私も、その方法を何年も勉強してきましたがうまくいきませんでした。

この本に果樹の栽培法が書かれているわけではありませんが、植物ホルモンを理解すれば概ねうまく行くようです。

具体的には、下向きの枝を切る(切り方注意)ことや、徒長枝を残すなどを工夫することでうまく行きます。

コロナも終わりましたので、私もできれば東京周辺で道法さんの講演会があれば行ってみたいと思っています。

情報を知っている方がいれば教えていただけると助かります。